私は、2世帯住宅の2階に嫁さんと子ども2人と住んでいる。(1階は嫁さんの両親)
んで、子ども部屋に小さいアリを見かけるようになった。部屋の隅っこをウロウロしている。
子ども部屋は、子ども(+妻)の寝室でもあるので、枕元をアリがウロウロしているのは精神衛生上よくない、ということで、まずはアリが出入りしてそうなサッシの隙間やエアコンの室外機へと伸びるホースの穴など、隙間をパテのようなもので埋めてみた。
それでも、アリはウロチョロしている。どこから出入りしているのか経路が全く分からないので、抜本的に駆除することになった。
今回使ったのは、「アリメツ」。
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薄ーいお茶のような液体が入っている。
これをアリが食すと死ぬらしい。巣に持ち帰って、みんなでシェアしたら、もろとも死んじゃうという、物騒な液体である。
箱には「理想的殺蟻剤」と書かれている。人間にとって理想の対アリ決戦兵器でも、アリにとってはただの大量殺りく兵器である。
そんな物騒なものを部屋の中にセットするのはさすがに抵抗があったので、子ども部屋のベランダに置いてみた。浅めのトレイにアリメツを入れ放置。セットした時間は朝の9時くらい。
そしてお昼あたり、ベランダのアリメツを見てみると、アリがワラワラと寄ってきていた。こんなにいたのか、と軽く引くくらいアリが寄ってきている。
おかげでアリの出入りしているルートも突き止められた。サッシの隙間から室内に入り、窓枠を上って、天井の隅の方に開いている細かい穴から出入りしているようだ。
雨どいを伝って1階から上ってきて、ベランダを経由して、室内に侵入してきていた、と思っていたのだが、アリの巣はどうやら屋根裏にあるらしい。
そして夕方、アリメツを見てみると、昼間はあんなに群がっていたのにアリは1匹もいない。アリが出入りしている穴をしばらく観察してみたが、アリが出入りしている様子はない。
たったの半日でアリは全滅したのである。
大量殺りく兵器に手を出してしまった、という自責の念がよぎる。コロニー落としを指示した人はこれくらいの罪悪感を感じているのだろうか。まさに自らの行為に恐怖した、である。
しかしこれで戦いは終わりではない。しばらくすると、今回難を逃れた、巣のさなぎや幼虫が成虫となり、ナチュラルボーンリベンジャーとして、我が家を闊歩し始めるらしい。アリ地獄再びである。
そうなったら、またアリメツに頼らないといけないのか。ま、躊躇なく使うけどね。
なお、ここまで劇的な効き目があると思わなかったので、写真や動画にアリ全滅までの様子は記録していない。惜しいことをした。
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