今日の一曲 - 走れ走れ(遠藤響子)

歌詞 (goo 音楽)

 地球防衛企業ダイ・ガードのエンディングテーマ。ニコニコ動画の方には、フルバージョンがアップされていたので、そちらもぜひ。

 「走れ走れ」というタイトル通り、歌詞中でも「走れ走れ」と連呼されているんですが、透明感のある歌声により、走ることに対する暑苦しいイメージは影を潜め、際限の無い爽快感が広がっていきます。

 しかし夕暮れ時を思い起こさせる淡々とした曲調に無常観漂う歌詞のコンボで、無性に泣きたくなる曲でもあり、(迷いの中にいるのであれば)少しづつでもいいから前に歩いていこうという気にさせてくれる曲でもあります。

 ちなみに、地球防衛企業ダイ・ガードのOP「路地裏の宇宙少年」(ザ・コブラツイスターズ)もオススメです。こちらは100%ポジティブ全開でフツーに元気が出ます。

横浜ベイスターズの勝率は、0%以下

 ・【断 二宮清純】”ダメ球団”に罰金を (MSN産経ニュース)

 横浜ベイスターズが弱い弱い、というウワサは聞いていたのだが、ここまで酷いことになっているとは思わなかった。7月13日現在、23勝54敗1分で、勝率2割9分9厘と3割を切っているのである。当然、試合内容も相当酷い。

 7月6日の阪神戦。8回終わって、7-4と勝ち越していながら、9回表に4点入れられて逆転負け。(しかも横浜球場)
 6月11日のオリックス戦もひどい。4回に一挙5得点。そして6回まで5-0とくれば勝ち試合確定パターンだが、7、8回で計6失点の逆転負け。

 うろ覚えで恐縮なのだが、ある監督が、

 「全試合のうち、3割はベンチが寝てても大丈夫な勝ち試合、3割はベンチがどんな手を用いても焼け石に水の負け試合、残りの4割が勝ち負けどちらに転んでもおかしくない試合。だからこの4割の試合からひとつでも多くの勝ちを拾っていくのがベンチの仕事だ」

 みたいなことを言っていた。(言い回しは相当違うだろうが)

 とすると、勝率3割を切っていることがいかに非常事態か分かるだろうか。ベンチの采配により勝ちを拾っていくべき試合をひとつも勝てていないばかりか、余裕で勝てる試合ですら落としていることになる。その結果、実質の勝率は0%以下、という数学的に有り得ない事態になっている。

 二宮清純氏が、

勝率3割を切ったチームには5億円-。このくらいのペナルティーを科さないことには、フロントも監督も選手も危機感を抱かないのではないか。加藤良三新コミッショナーには、ぜひ罰金制度の復活を前向きに検討していただきたい。時にはショック療法も必要である。

 と憤っているのもよく分かる。
 勝ち試合ですら自ら放棄しているようなチームに、ペナントリーグに参加している意義も価値も無い。

 滝沢先生(@スクールウォーズ)がいたら、「相手も同じプロ野球の選手だ。なのになぜこんなに差が付くんだ!おまえ達はゼロなのか!おまえら悔しくないのか!」と鉄拳をくらわせていたに違いない。

こんなレビューサービスを待っていた! - CROSSREVIEW(クロスレビュー)

 レビューを書くのは結構めんどい。
 ブログの記事としてレビューするときは、しっかりと伝えないといけない、って意識が働いて、良くも悪くも心に琴線に響いたものしかレビューはしなくなる。そして、良くも悪くもなかった、まぁフツー、って大部分の作品はスルーしがち。

 一方で、量は減ったとはいえ月に4,5冊は本を読むし、テレビも見る、ゲームも買う。インプット量にアウトプット量が追いついていない現状がある。なので、ガッツリとしたレビュー記事の他に、更新頻度高めのサブコンテンツとしてライトなレビューをこのブログで同時並行でやれないかなぁ、と考えていたところに、河野さんと・ローハイドがナイスなサービスを始めました。

crossreview(クロスレビュー)

 crossreviewは、Amazonで扱われている商品を、100字内コメントと1~10までの点数でレビューするサービス。ファミ通のクロスレビューと言えばどんな感じかイメージできるかな。しかも、アフィリエイトIDを登録できるので、そのレビューを読んだ人がAmazonで購入するとレビュアーにアフィリエイトフィーが入ってくる。ブログを持つには抵抗があるって人もこれなら簡単に始められるんじゃないでしょうか。

 んで、自分のレビューはブログパーツとして、自分のブログに貼ることが出来るのも嬉しい。これにより、更新頻度高めのサブコンテンツを簡単に持つことができる。こーいうサービスを待っていたブロガーは案外多いのではないだろうか。
こんな感じ↓

 僕が地味に嬉しいのは、気に入ったレビュアーを登録することができること。やっぱり目利きの人の意見は参考にしたいしね。

 一方で、冷やかしや当てにならないレビューは不快なだけなので見たくない。Amazonを見てると、むちゃくちゃなレビューってありますよ。僕が書いた本も「目新しい情報が無かった」と言う理由で「★」1つ付けられていたときがあって、激しくヘコんだ経験があります。

 たしかに、あなたにとっちゃ目新しくなくても、他の人にとっては初めて目にする情報かもしれないじゃん、っていうか初心者向けだって書いてあるじゃん、あなたが★1つと評価を下すことで、本自体の内容が★1つ判断されるんですが、そーいうことも考えて★1つを付けたんですか?と聞いてみたい衝動を感じました。

 レビューの基準は人それぞれ異なるのに、そーいう難癖レベルの意見もひっくるめて、★の数になってしまうので、自分の評価基準と著しく異なるレビューは極力見たくない。嫌いだから★1つって短絡的なレビューがいかに多いことか。悲しいことに、crossreviewにもすでに、そーいう残念なレビュアーがチラホラと見受けられます。

 そこで、crossreviewのコンセプトとはちょっとズレるかもしれないのですが、参考にしたくないレビュアーの登録ができればいいなぁ、と思います。2ちゃんねるビューワーでも、特定IDの人の書き込みが目に付かないように設定できますが、そーいう機能が欲しいですね、精神衛生的に。スラムダンクの「みんなのレビュー」でもあきらかに評価の仕方がズレている人がいて、そーいう人の点数も含めて「8.5」点になっているのはやっぱり違和感がある。

 特定レビュアーのレビューが眼に触れないように設定できるのはもちろん、みんレビでも、その特定レビュアーの点数を除いて平均点が表示されれば言うこと無し。結構めんどくさい処理になるとは思うのですが、それができれば最強のレビュワーサービスだと思います。

#理由にすらなっていない難癖で、自著に1点を付けられてるしー。腹立つわー。

内需拡大を目的としたサマータイム導入は断固反対

 僕は、日本においてサマータイムは必要ない、というスタンスなので、馬鹿げたサマータイムがうやむやになってホッとしているのだが、大前研一氏は未練タラタラっぽい。

サマータイム導入を面倒くさがる日本 (日経BP)

わたしがサマータイムを推進する理由の一つに、日本には変化が乏しすぎることを挙げたい。サマータイムという制度を導入し従来の生活のサイクルを変えてみることも、いい刺激になると考える。先般、当連載で解説した道州制の導入も、日本に大きな変化をもたらすきっかけになることだ。日本はそういう大きな変化を経験したほうがよい。

 大前氏は、刺激になるという曖昧模糊とした理由だけで、サマータイムを導入しろと言っているのだ。なにをもって「大きな変化を経験したほうがよい」のだろうか?
 言うに事欠いてそれはないだろう。大前氏の珍妙な自説はまだまだ続く。

時計の針を調整するのが面倒だとか、間違えて飛行機に乗り遅れたなどを反対理由に挙げているくらいだから、要するに考えるのも面倒というのが反対派の論理だ。

 反対派がそんな子供じみた反論をしているわけではない。なぜ恣意的に、反対派がごねているだけみたいな印象操作をするんだろうか?
 反対派が訴えているのは、サマータイムの実効性が乏しいことだ。サマータイムは夏と冬の日照時間が大きく異なる地域で採用されている。実際にどれくらい日照時間に差があるのか示してみると、

冬至(2007年12月22日)
 東京: 10時間45分(6:47~16:32)
 ロンドン: 7時間50分(8:04~15:54)

夏至(2008年6月22日)
 東京: 14時間35分(4:26~19:01)
 ロンドン: 16時間38分(4:44~21:22)

 このように東京では夏冬と4時間程度しか日照時間が変わらないのに比べ、ロンドンでは9時間も異なる。夏になって、日の出が冬より2時間早くなって日の入が2時間遅くなる程度の東京と、夏になると朝は3時間以上早く日が昇り、夜に至っては冬よりも5時間も日が長いロンドンではライフスタイル自体に違いがあるのは当たり前。
 
 もちろん大前氏は分かっているのだ。日本でサマータイムの実効性が低いことを。分かっているからこそ、反対派がごねているだけとか日本に変化が必要というトンチンカンな自説で、論点をズラそうとしているだけなのである。

 要は、サマータイムを内需拡大の口実にしたいだけ。市民生活を無駄に混乱させることになっても、内需拡大のためには仕方がない、ということか。

 大前氏は効果があるのか無いのかとりあえずやってみたらいいではないか、と言うが、それこそ、それが目的なんだろう。とりあえずやってみる、といってもそこには大きな手間隙がかかる、ITの基幹システムのアップデートは言うに及ばず、印刷物は刷り直しを余儀なくされ、公共機関も調整で大わらわになるだろう。全国民の時間軸を修正するわけだから、その経済効果は計り知れない。影響を受けない国民はひとりとしていないと言ってもいい。

 それで、効果が無い、ということになれば、また元に戻す作業が発生する。これほどボロい商売も無いだろう。一粒で二度美味しいサマータイム詐欺だ。
 また大前氏は、

現在、サマータイムに賛成しているのは、外国で生活して実際にサマータイムを経験したことのある人が中心だろう。そういう人にとっては「サマータイム? あれっていいものだよね」と好印象を持っているはずだ。

 と言っている。僕は1年間英国で生活をし、サマータイムが始まる日も、解除される日も経験した。サマータイムが始まる日の深夜、午前1時になる瞬間に午前2時が表示される。そこで、あーサマータイムが始まったんだなぁと不思議な感覚だったのを覚えている。

 サマータイムが始まると言っても、その日起きるのが1時間早まるだけで、後は特に問題は無い。僕は英国におけるサマータイムの意義については知っているつもりだが、日本で同じようにした方がいいとは決して思わない。だって意味無いじゃん。

 そんなに社会的に有益ならば、大企業が自分達の会社だけで勝手サマータイムを実施すればいいだろう。結果的に時差通勤になって、社員も大喜びに違いない。しかし未だに大企業で、勝手サマータイムを導入したという話は聞かない。

 結局それが答えってことだ。どのようなお題目を唱えたところで、それが内需拡大を見越したものでしかない以上、サマータイムは断固反対だ。エコの皮を被ったテロじゃないか。

(追記:2008年7月4日)
 みずほフィナンシャルグループや・日本経団連事務局が、2007年8月に限定的にサマータイムを導入していたようですね。

 で、その結果が発表されていないようなんですが、結局どんなメリット・デメリットがあったのでしょうか? そこをはっきりとさせて欲しいところ。

 そもそもフレックスタイム制が徹底できればサマータイムなんて必要なくない?
 日が高い内に帰宅してプライベートタイムを充実させたいって人は今までより1時間早く出社して1時間早く退社する、生活リズムを変えたくない人は今まで通り出退社する。それでいいんじゃない。

働きたい会社が、信用できない会社だったらどうすべきか?

 義妹が転職活動中だ。そして、A社、B社と2社の最終面接までこぎつけた。

 A社:第一希望だけど、契約社員
 B社:第二希望だけど、正社員

 義妹としては、A社に行きたいんだけど契約社員なんで、今後のことを考えるなら正社員として雇ってくれるB社かなぁなんて悩んでいた。んで、一足早くB社で採用が決まり、7月上旬より働くこととなった。

 そういった訳で、A社にお断りの連絡を入れたところ、「分かりました。ではうちでも正社員として雇うのでうちに来てください」と言われたそうな。

 義妹が元々働きたかったのはA社であり、ネックとなっていたのは契約社員ということだけだったので、それが正社員として雇ってくれるのであれば、喜ばしいことなのだがどうも腑に落ちない。

 どういった形態で働くかは、相当重要な問題だ。それを採用担当者のさじ加減でコロコロと変えるような会社が果たして信用に値するだろうか。値引き交渉じゃあるまいし、もう一声!みたいなノリで採用活動をされてはたまったもんじゃない。

 もう一点は、「これこれこういう理由で就職先が決ったので御社への就職はお断りさせてください」と伝えているので就職先が他に決ったことをA社の採用担当者は知っている。それでも、うちに来てください、と引き止めるのは、義妹に対してすでに内定が出ている会社を断れと言っていることと同じで、言わば義妹に不義理な行為を強いていることに他ならない。自分のところが良ければそれでいいだろう、みたいな社風を感じるのは、うがち過ぎだろうか。

 義妹は悩んではいるが、A社で勤めることになるだろう。自分が行きたかった会社だから。でもこの後の展開を考えると暗鬱とした気持ちになってくる。

 最初聞いていた話と全然違う!みたいなことにならなければいいが。

家電量販店で、価格.comの最低価格は武器にならない

 昨日の「アメトーーク!」は家電芸人だったんだけど、気になる発言があったので、ちょっとツッコんでおく。

 TKO木本氏が家電の賢い買い方として、「価格.comで最低価格を調べておいて、家電量販店での値切り材料にする」と言ってたけど、これはダウト。

 価格.comの話を出した瞬間に嫌な顔をされて、「じゃあそちらで買ったらいかがですか?」と言われることは間違いない。今まで3回くらい試したことがあるけど、3回とも同じリアクションだった経験から断言する。ポイントが充実している家電量販店ほど値切りには応じてくれないものだ。

 そもそも都心の一等地に大型店舗構えて営業している家電量販店と、店舗を構えずネット一本で勝負しているような店舗では、原価が変わってくるだろう。家電量販店がそんなビジネスモデルが違う価格.comショップと同じフィールドで戦うわけがない。

 他の家電量販店の値段を引き合いに出して値切るのは有効でも、価格.comに出ている店舗の値段は何の武器にもならないのだ。

 あとつけ加えるなら、ヨドバシやビックカメラ、ヤマダ電器などの家電量販店で値切れたことは一度も無い。それこそ50万、100万くらいの大きな買い物だったりすれば話が違うのだろうが、過度の期待をしない方がいいと思う。

 あの放送を真に受けて、「価格.comで値段を見てきたんですけど」って言う人が続出しそうなんで、一応釘を刺しておきますよ。

「古畑中学生」は僕だった

(注:以下の記事は、2008年6月14日に放映された「古畑中学生」のネタバレを含みます。未見の方はご注意ください)

 古畑任三郎の中学生時代を描いた「古畑中学生」。想像以上に面白く、予想外に重いテーマだった。推理ドラマと思いきや、中学生の内面の成長を描いた青春グラフィティだった。

 嬉々として推理ゲームに興じる古畑少年は、古畑任三郎ファイナル「今、甦る死」における藤原竜也演じる堀部青年と全く同質の存在であり、唯一の違いは「本質を見抜け!」と喝破してくれた大人がいたかどうか、だけだったのではないか。周りに、森脇教頭ではなく、野々山先生しかいなかったとしたら、古畑任三郎の正義感は育成されなかっただろう。

 そう考えると、古畑中学生における殊勲賞は原田泰三だったのではないだろう。友達のような先生を演じつつ、実はそれがフェイクだった瞬間の温度差の演技は見事だった。こういう大人に成りきれていないオトナが一番信用ならないという恐怖感を感じさせてくれた。

 子供の戯言に友人のように付き合ってくれる物分りの良いオトナよりも、現実をしっかりと見つめその本質を見抜くことの(たとえそれが自分の思い描いた理想でなくても、だ)重要性をしっかりと伝えてくれる嫌な大人こそ、中学生くらいの年頃の人間には必要なことでは無いだろうか。中学生のメンタリティが回りの大人の影響をモロに受けることをあらためて考えた次第だ。

僕に古畑少年と同じような過ちを犯した過去がある。
当時、シャーロック・ホームズを愛する一高校生だった。

 高校一年の時に、同級生Aが殴られた。
 目の周りに大きな青痣(あざ)ができ、休み時間でも学生帽を目深に被って傷を隠していた。誰にやられたのか、知っているものはいなかった。
 僕は、幼馴染ということもあったのだろう、一体何が起きたのか?誰にやられたのか?を秘密裏に調べてくれないか、と彼のお母さんから頼まれた。
 初依頼に浮かれていた僕は、彼の友人はもちろん、他のクラスの不良にまで、聞き込みを行った。

「Aのお母さんから頼まれたんだけどさ、Aの殴ったやつ知らない?」

 僕は浅はかな探偵だった。
 僕が、Aのお母さんから頼まれて色々と調べていることがあっという間に学年に広がり、当然Aが殴られたことも学校中に広まってしまった。僕が言いふらしたようなものだ。Aは青痣が消えるまで学校を休んだ。1週間ぶりに学校に出てきた彼と話すことはもうなかった。

 後から風の噂で、Aの青痣は中学生に絡まれて殴られてできたことを聞いた。それならばなおさら、そっとして欲しかっただろう。

 僕は人の痛みすら想像できない馬鹿だった。自分のやっていたことは「善」だと信じて疑わなかったとんだ偽善者だった。

 善と悪なんて、立場が変わればいともたやすく引っくり返る薄っぺらいものだ。だからこそ、「善悪」を高らかに叫ぶものを信じないし、だからこそ物事の本質をきちんと見抜く目は養っておきたいといつも思っている。

 僕はちゃんと大人になっていますか?森脇先生。

新聞サイトは、RSSよりもパーマリンクを優先すべし

あの「見出しにこだわる」読売新聞がニュースのRSSを配信–ブログパーツも提供 (CNET Japan)

 読売新聞のYOMIURI ONLINEがRSS配信を始めたそうな。何をいまさら、というか、むしろニュースなんかにせずこそっとやった方がよっぽど恥を書かなくて済むんじゃないだろうか。
 特に↓こういう発言とかどの口から出るのか不思議でたまらない。

うぬぼれかもしれないが、読売新聞がRSSを配信するということは新聞業界的にはかなりのインパクトがあるのではないだろうか。他社は目を丸くするだろう(読売新聞グループ本社 社長室 知的財産担当 幹事 川内友明氏)

 誰か川内さんに教えてあげた方がいいんじゃないでしょうか。うぬぼれどころか滑稽ですよって。ジョークとしても笑えませんよって。

 「新聞業界的に」って具体的にどこを差すのだろうか。MSN産経ニュース、毎日.jp、asahi.comあたりはすでにRSS配信してるし。スポーツ紙、地方紙もすでにやっているところは多いだろう。CNETの記者もツッコめばよかったのに。「え?いまさら?」

 ま、いいや。そんな与太話は置いといて。
 僕が新聞社サイトに求めるのはパーマリンク性の保持。一旦アップした記事をホイホイ削除するなよ、ということだ。

 大手新聞サイトは大抵、ニュース記事を数ヶ月で削除してしまう。そのため、すごく良い記事があっても紹介し辛い。インターネットが他のメディアと異なるのは、速報性、双方向性、そして蓄積性だ。膨大な記録がネット上に蓄積していくことで、知の共有が図れるのに、なぜ記事を削除していくのか。消すなバカ!と声を大にして叫びたいくらいだ。せっかく紹介しても数ヶ月でリンク切れ、印象が悪くなるのは紹介したサイト、なんて事態は全く考慮されていないのな。読者の利便性なんてどうでもいいんでしょうよ。

 asahi.comには「アサヒ・コム プレミアム」という有料サービスがある。中でも一番高額なのは、月額3,150円のパーフェクト Fullコース。このコースで何ができるかと言えば、

・朝刊の主要記事「ニュースダイジェスト」を最大、過去3カ月分閲覧
・朝日新聞の朝刊に掲載される「社説」「天声人語」を過去3カ月分閲覧
・1984年から現在までの朝日新聞、週刊朝日、AERA、知恵蔵の記事が検索し放題!(記事全文の閲覧は別料金)

 ほんと、購読者をなめんてんのか!と怒りに震えるくらいしょぼい内容。
 これでよく月額3150円取ろうという発想が出てくるな。The殿様商売。せめて社説や天声人語くらいは過去分全部閲覧できて当たり前でしょうよ。
 記事が検索し放題ってなに?3,150円も取ってんのにさらに記事は従量制って、AVサイトでもそんなあこぎな商売してねーよ。

 見出しも財産、記事も財産、だから安売りしない!っていうならネットから撤退すればいいのに。むしろネットで読めないのか、って購読数が増えるかもしれませんよ。

日本水泳関係者は、「たった一人のオリンピック」を読むべき

 英スピード社製の水着レーザーレーサーを着た水泳選手による記録ラッシュが続いた。これは米国においても同じような状況で、これほど水着に注目が集まったことは無いだろう。

 泳ぐのは僕だ、という北島選手の矜持もよく分かる。まるで選手の力ではなく、100%水着の力で結果が残せた、と言わんばかりの世論に対して、青島刑事よろしく「水着が泳いでいるんじゃない、選手が泳いでいるんだ!」と声を大にして叫びたいだろう。

 一方、ごく普通の大学生でありながら、「道具」を有効活用し、オリンピック出場権を勝ち取った選手もいる。それが山際淳司の「スローカーブを、もう一球」 (角川文庫)に収録されている「たった一人のオリンピック」の主人公「津田真男」である。もちろん実話だ。

 津田青年は、23才のとき、唐突にオリンピックに出場しようと思い立つ。しかしオリンピックに出ると言っても一朝一夕で出れるような種目は、当たり前のことだが、皆無に近い。団体競技や選手層が厚い種目では、遅れてきたルーキーに1%の勝機も無い。そこで彼が選んだ種目は「ボート」のシングルスカルだった。

 いくら選手層が薄い種目といっても、いくつかのハードルが待ち受けていた。
 まずは道具。レース用のボートを作っているメーカーは日本に一社しかいない(昭和50年代の話なので今とは事情が違うのかもしれない)。そこにボートを発注するのだが、なかなか作ってくれない。「一度もボートに乗ったことのないド素人のボートが作れるか」という理由だ。

 そして練習。津田青年の唯一の師は、「図解ローリング」という一冊の本。しかし彼は日本のボート界に積極的に教えを乞うことはしない。日本のボート界は伝統重視で、技術的には何の進歩もしていない、と判断したからだ。

 日本のボート界が閉鎖社会であることが伺えるが、だからこそ津田青年に勝機があったとも言える。

 ようやく出来上がった自分のボートが、何十年前に作られたボートと寸分違わぬことに衝撃を受けた彼は、ボートの改造に着手する。ボートの軽量化を計るため、機能性・耐久性を損なわない程度に、フレームやボディに穴を開けていく。オールの握りの部分も自分用に改良を加えた。 

 ボートは競技人口は少ないながらも歴史がある競技である。その歴史の中で、先輩から後輩に盲目的に受け継がれてきた漕ぎ方、というのも存在したが、津田青年はそんな伝統に縛られることなく、海外のボート選手のテクニックを積極的に取り入れる。
 
 そして国体や日本選手権を含む、国内大会18連勝、という記録を打ち立てるのである。モスクワオリンピック代表に選ばれるものの、日本はモスクワオリンピックを辞退したために、オリンピック出場という夢は叶わなかった。

 ボートに手を加える、という行為がボート関係者に与えた影響は少なくない、と思う。ボートを改造するなんてあいつはズルイ、卑怯だ、あいつの漕ぎ方は邪道だ、などと非難されたかもしれない。生え抜きのボート関係者であればあるほど、津田氏の存在は苦々しく映っただろう。しかし、津田氏は、何が何でもオリンピックに出るんだと言う強い意思、そしてたゆまぬ努力で、たったひとりの力で代表権を獲得した。

 翻って、現在の水泳関係者、特にスポーツメーカーに、津田氏のような何が何でも勝つ、という意思を感じることができない。もちろん研究開発は怠っていたとは思わないが、横並び意識が働いてはいなかっただろうか。予定調和的なぬるま湯の開発競争しかしていないのではないか。

水着新素材提供の山本化学工業が悲鳴 (nikkansports.com)

山本化学工業は好記録連発の英スピード社製より水の抵抗が少ないという新素材を開発して、日本水連から改善を要求された国内メーカー3社に提供、うち2社が5月30日に採用を発表した。だが、採用後に2社へ協力を申し出ると、デサント社は「情報を開示する約束はしていない」と断り、アシックス社は無回答だったという。

 この後、山本化学工業のバイオラバーを「一部」使った試作品は急遽作られたが、全体的に使った水着のサンプルはアシックスもデザントも作っていないはずだ。結局、バイオラバーの真価の程は発揮できないまま終わってしまった。

 努力が評価されるのは勝利者だけだ。
 本当に良いものを作りたい、選手の勝利に貢献したい、というならば、自社の今までの研究を反故にしてまでもあがくべきではないのか。それができないスポーツメーカーは一体何のために存在しているのだろうか。

世界でイタいサイト、ワースト5

The 5 Worst Website Designs in the World (Blog.SpoonGraphics)

 上のブログの記事で、デザインがイタいサイトを5つ挙げています。たしかにどれもこれも強烈です。あのポケモンの事件ですら比べ物にならないほど、ピカピカギラギラしています。

 「AHHHH!!! MY EYES! MY EYES!」なんて阿鼻叫喚なコメントが寄せられているのもよく分かります。

 でも、日本にはもっとすごいサイトがあります。

愛生会病院

 その筋(どんな筋だ)では知らぬ者はいないと言われるほど、カルト的な人気を誇るサイトです。
信じられないだろ?病院の公式サイトなんだぜ、それ。

 でもいまだにこのサイトが病院サイトだって信じられないんですよね。初めて見たのは4、5年前。それから、やっぱりネタじゃないか?という疑念がずーっと晴れません。このページとか読むと、やっぱりちゃんとした病院サイトなんかなぁ、と思いつつ、一生懸命作った結果があのサイトって誰が得するんだろ?少なくともあれを見てあの病院に行こうと思う人間はいないよなぁ、一体何の目的で?と負のスパイラルに捕らわれそうです。
誠意って何かね?