疑問が多いWeb制作会社ランキング

・総合ランキング
 http://tokyo.web-db.info/?cid=41495(WEB制作会社を評価採点するウェブ制作データバンク)

 ゴールネットが運営している「WEB制作データバンク」で、制作会社ランキングを発表している。
 親会社が3位にランクインして、それはそれでありがとうございます。

 だがやはりこのランキングはいかがなものか。
 キャンペーンサイトもコーポレートもいっしょくたに評価対象にされているが、それは明らかにおかしい。打率が1割のピッチャーに対して、お前はバッティングがダメだ!って怒るのと一緒で、的外れもはなはだしい。打率が評価の対象になるのは野手であり、投手は勝利数や防御率が問われるべきだろう。

 103位のソニックジャムが制作した「UNIQLOCK」は、W3Cで0ポイント(100ポイント)、ユーザビリティ10ポイント(0ポイント)と低評価だが、「UNIQLOCK」はフルFlashのキャンペーンサイトであり、W3Cに準じる必要はまるで無い。ユーザビリティも同様。もし話題性という項目があれば100点に近い点数を得られるはずである。

 それでは逆に評価項目の「SEO」「W3C」「ユーザビリティ」が全て高得点であれば、それは良いサイトなのだろうか?

 僕はそう思わない。
 サイトの良し悪しは、課せられた当初の目的をいかに果たしているか、という一点に尽きる。IRサイトのようにステークホルダーに対して出来うる限り情報を開示することを課せられているサイトは、当然ユーザビリティは重要となるが、SEOは必須ではない。永続的なプロモーションをしたい場合には当然SEOは重んじるべきだが、W3Cに囚われる必要は無い。

 このように、課せられる目的が異なれば、重要視する項目も変わる。
 SEOとW3Cとユーザビリティを等価値にしている時点でこの調査は破綻しているといっていい。

 100位以下でも、良い制作会社があるのを知ってるし、このランキングに影響される人がいないことを切に願う。

#ページ下部に「Copyright (C) 2004-2007 lolipop Some Rights Reserved.」ってあるけど、ロリポップは何か関係しているだろうか?

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