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2010年1月3日の「行列のできる法律相談所」は訴えてもいいレベル

あけましておめでとうございます。
新年1発目の投稿がテレビネタというのもアレですが、さすがにこれは酷いと思ったのでつらつらと。

2010年1月3日放送の「行列のできる法律相談所」はここ数年でワースト1のテレビ番組でした。さらに言えば、今まで見てきたテレビ番組の中でも5指に入るほどの酷さでした。
 どういったことをやらかしたのかと言えば、

1:CMに入る前に、「この後、磯野貴理の元旦那が登場」って感じで、磯野貴理と元旦那のご対面シーンがちょっと流れる。
     ↓
2:しかしCM明けても、元旦那はちっとも登場せず。
     ↓
3:CMに入る都度、「磯野貴理の旦那がこの後登場」VTRが流されていたので、おそらく5、6回は流れていた(と思う)。
     ↓
4:しかし番組終盤になっても、元旦那が現れる気配無し。
     ↓
5:元旦那が現れることなく番組のエンディングを迎え、ラストのナレーションで「トークが盛り上がってしまったので、元旦那登場のシーンは次回に放送します。」と説明される。

いやいやいや。立派な詐欺じゃん。
生放送ならまだしも、録画番組で、この後登場ってさんざん煽っておきながら登場しないって、騙す気満々じゃないですか。この後って次週ってことかい?そんな馬鹿な。詭弁にもなりゃしない。

こーいう手法がアリならば、テレビ番組はどんなウソをついて視聴者を欺いても構わないってことになりますよ。捏造で打ち切りになった「発掘!あるある大事典」と同等、いやそれよりもタチが悪い。オーバーな表現ってレベルじゃなくて、100%”ウソ”ですからね。テレビマンの倫理観ってここまで落ちたのか、と思いましたよ。(そもそも視聴率に勝る倫理観は持ち合わせていないのかもしれないですが)

テレビマンの倫理観でもういっこ。
「新春大売り出し!さんまのまんま」で、長谷川潤がさんまにiPodをプレゼントしたのですが、問題はそのiPodの中に800曲を収めていたこと。長谷川潤がチョイスした800曲ごとiPodをプレゼントしたのですな。

そのシーンを見てて、「いやいや、それはマズいだろ」と思いましたよ。
そのiPodに入っている楽曲が長谷川潤が所持しているCDからリッピングしたデータならば、コピーしたデータを配布したってことになります。自分が持っているCDや借りてきたCDから自分のiPodにリッピングして楽しむのはOKなんですが、それを他人に譲渡してしまうと法律的にややこしいことになります。

そのややこしい問題はさんまのまんま側はノーチェックで放送してしまった。大したことではない、という判断なのでしょうが、著作物に対する権利を軽んじているんじゃないのかなぁと思った次第です。決してテレビで流していいシーンではないですよ、これ。

あと、TBSの格闘技番組で、ライブの試合の合間に過去の試合がサブリミナルのように挿入されているのはいい加減やめて欲しい。過去の試合を流すなら、画面内に「XX年XX月XX日」と試合日を映して一見して過去の試合だと分かるようにすべき。紛らわしいので、今年は吉田vs石井戦しか見なかった。
おお!いい試合と思ってみてたら過去戦のVTRだった、という苦い経験を通じて、TBSの格闘技番組はフルで見るものじゃない、と学びましたから。

「おしゃれイズム」で旬の芸能人が分かる、という話

このブログ記事によると、「おしゃれイズム」(日本テレビ系 、日曜22:00~)の視聴率で、ゲスト芸能人が注目されているか否かがチェックできるらしいのです。つまり、視聴率=注目度、ということになるんだそうですよ。
そこで2009年1月から今までのゲストと平均視聴率を調べてみましたよ。

放送月日 視聴率 ゲスト 備考
1月4日 14.0 上原美優、野久保直樹
1月18日 18.5 古閑美保
1月25日 19.2 オードリー
2月1日 14.0 内藤大助
2月8日 17.7 ナイツ、はなわ3兄弟
2月15日 17.9 はんにゃ
2月22日 15.0 寺島進
3月1日 13.8 益若つばさ
3月8日 14.4 岡田将生
3月15日 15.7 戸田恵梨香
3月22日 12.8 東方神起、土屋アンナ SP、黒部の太陽
3月29日 14.3 土屋アンナ
4月5日 11.8 名場面&未公開集
4月19日 13.1 NON STYLE
4月26日 15.9 椎名桔平
5月3日 15.2 榮倉奈々
5月10日 16.5 TAKAHIRO(EXILE)
5月17日 19.0 ピーター 湘南ロケ
5月24日 16.8 瑛太, なだぎ武
5月31日 16.1 岡田准一
6月7日 15.0 向井理
6月14日 15.8 藤井リナ
6月21日 18.7 玉木宏
6月28日 16.1 安藤美姫, 水谷豊, 速水もこみち SP
7月5日 17.0 水谷豊
7月12日 12.2 長瀬智也 東京都議会選
7月19日 17.0 まえだまえだ、さくらまや、平野美宇

雑感1:オードリーとはんにゃの強さが突出している一方、NON STYLEの低調さが悲し過ぎる。M-1時の神沼恵美子が放った「NON STYLEはフリートークがダメダメ」という言葉が一人歩きしてしてしまい、視聴者の中に「NON STYLEはフリートークがダメ」という意識が刷り込まれてしまったのではないだろうか。

雑感2:古閑美保、強いな。ジャンクで培った、ぶっちゃけキャラがいよいよ浸透したって感じなんやろか。かといって、ぶっちゃけキャラの土屋アンナはそんなに数字が良くない。

雑感3:長瀬智也は数字低いな。東京都議会選があったとはいえ、こんなに低くなるものなのだろうか。

雑感4:玉木宏、強ぇえ。上のブログの記事では、「おしゃれイズム」で高視聴率を取った芸能人にはオファーが殺到するということなので、この夏は(映画の宣伝以外で)玉木宏を見る機会が増えるかもしれないですね。

R-1ぐらんぷり2009雑感

今までのR-1で一番楽しめたかも。全然面白くなかったって人は皆無でした。今までのR-1であればひとりやふたりはダダ滑っている人がいるものなのですが、今回はそういうことはありませんでした。優勝は中山功太でしたが、あれはないなぁ。っつーわけで100%私的なランキング。

順位 氏名 感想
1位 バカリズム ダントツで面白かったですね。シュールであれだけの引き出しを持っているってところは賞賛に値すると思う。独りよがりではないシュール、笑えるシュールってのはこういうことを言うんでしょうね。
2位 山田よし フリップ芸なんですが、テニスのスコアから徐々に崩れていって、最後あたりはしりとりになってしまっているところがなんとも面白かったですな。前回は北の国からの五郎さんにこだわってドロ沼に入っていった印象がありますが、今回はそこまでゴルゴ押しではなかったのがいい感じでしたね。
3位 あべこうじ どうせまたビミョーな空気にしてしまうんだろ?と斜めに構えて見てたんですが、なかなかどうして今までのR-1の中で一番面白かったのではないでしょうか。ネタの構成自体はそんなに変わってはいないけど、途中でちょっと強めの口調でツッコんだりして、緩急が付いていたように思います。
4位 中山功太 つまんなくはないけど取り立てて面白い訳ではない、という感想。間が悪い、というか、あの時報のタイミングは尺を取り過ぎなんじゃないかと思うのですが。
5位 エハラマサヒロ ふるーつぽんち村上の勘違いキャラにかぶっているようで、心の底からは楽しめなかったですね。村上キャラを知らなければもっと面白かったかも。
6位 夙川アトム この人のネタって、赤ずきんちゃんと浦島太郎しか見たことがない。ちょっと食傷気味。
7位 サイクロンZ そこまでネタの完成度が高くないと感じたのですがいかがでしょうか。
8位 岸学 24見てないんでイマイチピンとこない。
9位 鳥居みゆき まぁこの人はこのままこんな感じで。
10位 鬼頭真也 たぶん、頑張っていたで賞があれば、この人が確実に受賞していたでしょうね。よくできていたネタだけど、それ以上でもそれ以下でもないって感じかな。

えー、6位以下はそんなに差はありません。6位以下の人もそれなりに楽しめましたよ。

あとはネタ以外の感想をいくつか。

・審査員は酷かったですね。点数を付けるのに慣れていないために前半に飛ばしすぎ、後半に行くほど高得点を付けざるを得ないという、インフレ現象が起きていました。堺マチャアキ、清水ミチコ、江川達也あたりは存在意義があったんでしょうか?

・会場に芸能人を呼ぶの止めたら?それより審査員のコメントをもうちょっと多く聞くとか。んで、審査員席の横に、セットが見切れて小道具・大道具がしっかり映っていましたよ。

・敗者復活の2名が最下位、ブービーという結果になりましたが、これは順番のあやってことなんでしょうかね。

M-1 グランプリ 2007を終えて

M-1 グランプリ 2007が終わった。
それぞれのコンビの感想を書いてみる。

・笑い飯
年を重ねるごとに、視聴者(少なくとも僕は)が望んでいない方に進んでいるような気がする。M-1は短期決戦なので、笑いのコンボを積み重ねていくことが、とりあえずの勝利の条件となる。
ボケ+ツッコミのワンセットで、ひとつの笑いをカウントするところを、ボケにボケを重ねることでふたつの笑いをカウントする、という逆転の発想で、一躍、M-1の申し子としての地位を獲得したが、笑いが掛け算ではなく足し算にしかなっていないところで、いいところまで善戦するんだけど、優勝を後押しするような爆発力には成り得ない、というもどかしさを毎回感じる。しかし、ネタとして完成させようとして、逆に持ち味をスポイルしているような感もある。今回は特に時間の使い方がもったいなかったなぁ。
「奈良県立民俗博物館」をもう一度やってもいいんじゃない?

・POISON GIRL BAND
M-1にはこだわらない方がいいんじゃないのかぁと毎回思う。シュールさや間で笑わせるような笑いは絶対にM-1では勝てない。ここで求められているのは、やはり「しゃべくり」の力である。
もっとも、彼らの方向性を今回M-1用にチューニングしてきたのは分かった。分かったけど、やはり厳しい戦いを強いられましたね。爆笑ではなくクスクスと笑わせるようなネタが彼らの持ち味なのだからそれを発揮できる場で勝負すべきで、M-1に出続けることで逆に、面白くないコンビとして認識されてしまうのではないだろうか。
最強馬ナリタブライアンでも、短距離を制することはできなかった。やはり適正というか、持ち味を活かすフィールドを選んだ方がいいんじゃないだろうか。

・ザブングル
しゃべくり漫才のようなコントでしたね。
ひとりが何かを再現して、それにツッコむようなスタイルだと、そこに織り込める笑いの数が限られてくるので、M-1だとちょっと厳しい。ストーリーで笑わせることになってしまうので、よくできているが、爆笑にはつながらないというパターン。あと加藤歩の壊れ芸に、客席がちょっと引いていたような気がするのは僕だけだろうか。
「悔しいです!」を封印したネタも見てみたい。

・千鳥
審査員と僕の採点がかなり乖離していたのがこの千鳥。僕はもうちょい点数が高くてもよかったかなぁ、と思いますが、今考えると笑いポイントがちょいと少なかったかなぁ、とも思います。密猟者、和民、犬のモノマネ、この3つがうまく組み合わさったオチが来ると、評価が違ったのかも。僕はあのオチで十分面白かったですけどね。

・ トータルテンボス
一言で言えば、ソツが無かった、というか手堅い内容でしたね。普通に面白かった。
ただ「しのびねぇな」「かまわんよ」といった言葉遊びがちょいちょい入るんですが、僕はそれはあんまり受け入れなくて、日ごろあまり使わない言い回しを使うという面白みよりは、ちょっとくすりとするような小ネタをはさんでみました的な自己満足を感じてしまう。そのお約束の掛け合いが好きな人も多いと思うのですが、僕は要らないと思う。ライトな内輪受けを見せられているようなので。

・キングコング
両者ともえらい早口なので聞き取りにくい。漫才後に今田耕司が「全力疾走」と評していましたが、西野・梶原両氏がすごく緊張していたのか、すごいアタフタ感を感じました。とにかくスピードを上げて、笑いの数を重ねていこうという戦略は分かるのですが、それをコントでやっているために全体的に雑になっている感がした。地に足が付いていない感、というか。頑張ってます、努力しています、というのが先に出てしまってて、素直に笑えないとでも言うのかな。西野はもうちょいどっしりとしていてもいいと思うんだよね。

・ハリセンボン
「Don't Touch Me!」は笑ったけど、他の箇所でそこまで笑った記憶が無い。でも決勝戦で見たいのは、トータルデンボスでもキングコングでもなくてハリセンボンだったりする。南海キャンディーズと一緒で、他にどういうテイストのネタをやるのかなぁって気になる。トータルテンボスもキングコングも大体ネタの方向性が読めるじゃない、事実決勝戦も同じようなネタだったし。ハリセンボンはどういうネタをやったのかなぁ。案外引き出しの数は無いような気もするけど。

・ダイアン
一番時間の使い方がもったいなかったコンビ。大竹まことも言ってたけど、ボケが舞台袖に引っ込んだり出てきたりを3回繰り返してしまった。その移動の時間は、笑いの数は増えないわけなので、純粋にネタの密度が薄くなってしまった。

・サンドウィッチマン
お笑いについては相当詳しい部類に入っていると自負しています。でも、このサンドウィッチマンは全く知りませんでした。立ち位置もほとんど動かず、シチューエションコントの掛け合いだけで笑いの数を積み上げていった。その数が、そのまま点数に繋がった感じ。普通に面白かったですよ。吉本の力関係的にサンドウィッチマンの優勝は難しいかなぁ、とも思ったのですが、優勝できましたね。

総評
今回は、笑いの数が多かったもの勝ち、というある意味分かりやすい戦いでした。フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、チュートリアルと、ネタの最中から勢いが加速してそのまま優勝という流れが続いていたことを考えれば、正直物足りなさを感じました。ソツが無いけど、ある程度、展開が読めるというか、想定内に納まってしまう笑いというか、そういったコンビが大半でした。M-1対策が練られてきているからだと思いますが、笑いの掛け算が起きるようなコンビが出てこないかなぁ。

電王の失速っぷりに仮面ライダークウガに想いを寄せてみる

 仮面ライダー 電王の失速ぶりが著しく、2クールくらいでいいんじゃないのか、と思ったりもする。平成仮面ライターシリーズはいつも中盤くらいまでは面白いんだけど、なんかグダグダしちゃって終わりを迎えるパターンが多い。この辺は戦隊シリーズが年中を通して安定感を持って楽しめるのと対照的だ。

 仮面ライダーでは敵が等身大ってことで、強さのインフレが起こりにくいという要因があるかもしれない。そのため敵の正体に含みを持たせて引っ張るんだけど、結局、膨らんだ伏線を回収できるほどの答えができていないのが常である。ここ数年で一番面白かった仮面ライダー カブトと言えども、その呪縛からは逃れなかった。

 閑話休題。
 平成仮面ライダーシリーズの方向性を決定付け、しかも僕の中では未だにぶっちぎりのマイベストが、「仮面ライダー クウガ」である。オダギリジョーの初々しい演技が光り、葛山信吾演じる一条刑事とのコンビネーションが最高だった作品だが、やはりいわゆる仮面ライダーもののお約束の世界観に、リアリズムを吹き込んだ実績はやはり大きい。

 幼い頃、昭和仮面ライダーを見ていた僕は、常々ギモンを抱えていた。
 「なぜ敵怪人が一体づつしか登場しないのだろうか?」
 本当に日本や世界を支配したいと思うのなら、怪人を大量に導入すればいいじゃないか。仮面ライダーがいくら強いからといって、日本各地にたくさんの怪人が同時に出現すれば、全てフォローをしきれるものではない。だのになぜ?一体づつしか登場させないのか?不思議だった。

 他にも、成功目前までいった日本占領作戦があったとする。すんでのところで、仮面ライダーに阻止されたとしても、欠点を反省しつつ、再び同じ作戦を遂行すればいいものをそんなことはしない。次回は別の作戦を立てるのだ。あいつら、馬鹿か。小学校に行くか行かないかの僕ですら、敵組織を馬鹿にしてた。

 クウガでも、毎回怪人は基本的に一体づつしか出てこない。仮面ライダーのフォーマットを守っているわけだが、従来の敵組織とは決定的に違う。その設定の巧みさには、ほんと感心してしまう。

 敵怪人の目的、それは人間を殺すことにある。人間が動物を狩るように、敵怪人は人間を狩るのである。そしてその狩りは一定のルールに基づいたゲームの体裁をとっている。敵怪人は、自分が決めたルールにそって、殺人していく。そして無事に予定殺人者数をクリアした場合には、怪人ヒエラルキーの上位に登ることが許される。そしてランクが上がれば、さらに複雑で達成困難なルールの殺戮ゲームに挑むことになる。

 敵同士はあくまでもライバルなのだ。蹴落とす対象でしかない。だから一体づつ出現するし、仲間がクウガにやられようとも気にしない。むしろ、仲間が倒されることを願ってさえいる。ライバルが減るからだ。そーいう生来の戦闘種族がクウガの敵であり、人間狩りをゲームとして楽しんでいるから、大量殺戮兵器など使用しないで、基本的に肉弾戦で戦いを挑んでくる。(そーいうチマチマした殺人が面倒くさいって怪人も中にはいて、手っ取り早く飛行機を落としたりして、効率よく殺人者ノルマを達成しようとしてたりしてた。そんな敵怪人の個々の個性や、敵怪人独自の言語や文化などがストーリーに深みを与えていた)

 それで最終回のひとつ前の回。怪人達のヒエラルキーの頂点に立つ最強の敵怪人と対峙するクウガ。吹雪が吹きすさぶ中、殴りあう両者。クウガと怪人は殴りあい、傷つけあう。そして、時折、雄介と怪人の人間体(怪人は普段人間の姿をしていて、世間に紛れている。最強の敵怪人の人間体はあどけない少年の姿)が血まみれになって殴りあうイメージシーンが挿入される。

 この雄介と少年が殴り合うシーンが強烈。顔を朱に染め拳をふるう少年、顔には満面の笑みを浮かべている。戦闘種族の彼にとって、戦闘と殺戮こそが喜びなのだ。一方、主人公・五代雄介は泣いている。泣きながら拳をふるう。争いにしか喜びを見出さない敵怪人に対し、またその犠牲になった人達を忍んで、、戦いの虚しさを感じながら。そして殴り合って、この回は終わりである。

 最終回が気になるでしょ?一体どっちが勝ったのさ?って。どーいう展開になったのさ?って。
 そして、最終回、
 最終回冒頭、警視庁の一室では、刑事達が敵怪人たちとの捜査ファイルを整理している。五代と共に闘った刑事達は、五代のことを語りだす。(五代雄介=仮面ライダークウガ、ということは警視庁も知ってるし、協力もしてる。一条刑事とは親友だし。周りの知人友人もみんな知っているのね)「あいつはいいヤツだったなぁ」みんな口々にする。

 なんと最終回は、知人友人が五代雄介の思い出話を語ったりして丸々一話が終わるのだ。その会話から、五代雄介がラストバトルに勝利し、どっかに旅立ったというのが分かる。五代雄介はこの回、ラスト数分しか出てこない。どっかの海外の浜辺で外人の子供達と戯れているだけ。

 最後の最後まで、とんでもないことをやる番組だった。視聴者はおそらく最終回は壮絶なラストバトルの続きとエピローグで終わると思ってたはずだ。僕もそうだった。すごい肩すかしを食らってしまった。だけど、五代雄介という、仮面ライダー史上最も争いが似合わないキャラクターにとっては、これが正解だったんだなって思う。爽やかな後味を残して、五代は旅立っていった。

 最終回にラストバトルではなく、余裕を持たせたエピソードを持ってきた時点で、平成仮面ライダーの金字塔となることは決定付けられたといえるかもしれない。

「しゃばけ」でもやもや

 「しゃばけ」がテレビ化されるというので、期待半分、怖さ半分、で見ました。ちなみに、原作のしゃばけシリーズは(文庫本だけだけど)全て持っています。

  さて感想なんですが、キャスティングはまぁ及第点ではなかったでしょうか。若旦那もそう外していなかったと思いますし(プクプクしてたのはご愛嬌)、佐助・仁吉も良い感じだったと思います。原作よりも若干年齢が高め、でしたが、イメージに限りなく近いと思います。惜しむらくは、妖の価値観が人間の価値観とちょっとズレているというところなんてのを小ネタ的に入れてくれると原作ファンにはたまらなかったですね。ちなみに一番のヒットは、十朱幸代のおぎんでした。

 では全体的に見て面白かったか?というと、そうでもなかったというのが率直なところ。原作しゃばけの良さってのは、ノホホンとした空気感にあると思っています。一応、ミステリーとしての骨格はあるものの一番の見所は、病弱な若旦那、それにおろおろする妖たち、の奇妙な共同生活にあります。微妙な関係の兄がいても、さらりと流してしまえるような気楽さが持ち味なのです。

 なので、若旦那には頑張って欲しくない。妖怪を説得したりとか、火の中に飛び込んでいって大立ち回りを演じる姿なんて似つかわしくない。そもそも佐助と仁吉が行かせるわけがない。安楽椅子探偵よろしく、頭脳労働に専念して欲しかった。

 妖怪大戦争ではなく、となりのトトロを目指して欲しかった。

 #第1弾ってことは、第2弾もあるのでしょうかね。

##第2弾ありましたね。でもなんか第1弾よりも劣化してたというかgdgdしてたというか。

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