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80_panの行く末が心配すぎる

 皆さんは、80_pan(ハレパン)をご存知だろうか?

 80_panは元々「ハレンチ☆パンチ」としてデビューしたガールポップユニットだ。何度かの改名と音楽性の路線変更を経て、現在は80_panとして活動をしている。
 僕もすっかり忘れていたが、先日このようなニュースを見かけた。

ハレパンがロンドン進出…6・19、20イベント出演 (ネタりか)

 記事によると、6月19、20日にロンドン市内で行われる国際的音楽コンベンション「London Calling」に日本代表として緊急参戦する、らしい。んで公式サイトに行ってみて驚いた。
 テクノポップになっとる!

 ちなみに「ハレンチ☆パンチ」時代は↓こんな歌を歌っていたのである。

 ガールポップからテクノポップに路線変更しブレイクした例として、Perfume が思い出されるが、80_panもそんな青写真を描いているのだろうか。

 そもそも80_panはデビュー時からイロモノ的な雰囲気を醸し出していた。
 「ハレンチ☆パンチ」としてデビュー曲「白線~スタートライン」をリリースするが、「新キッズ・ウォー」のエンディングテーマとしてよりも、オレンジレンジの「花」に似ている、というパクリ疑惑の方で注目を集めてしまう。

 「ハレンチ☆パンチ」という名前自体が、「オレンジレンジ」にダブるので、「花」のパクリ騒動自体も故意的な話題づくりの一環だったのかもしれない。ともあれ最初にそういったイロモノ的な売り出し方をしてしまうと、その後の展開が難しくなることは想像に難くない。「ハレンチパンチ?あーあのパクリ騒動の」みたいな負の認知を払拭することは相当難しい。

 地道なプロモーションを通じてジワジワと売れていくことはそりゃあ難しい。一度も注目されること無く消えていく人たちも多いだろう。とはいえ、楽曲以外のところで注目を集めても、それはアーティストとしての成長の芽を自ら摘んでしまうだけではないのか。

 そんなこんなで、やはり行き詰ったのだろうか。
 「ハレンチ☆パンチ」は、「80★PAN!」(ハレパン)と改名し、アイドルアイドルしたガールポップ路線からロック路線へ舵を切る。

 しかし改名した日(2007年3月26日)に高橋名人@16連射、から「ゲームの女王」って認定証を受けたりして、すでに迷走の匂いはしていたのである。ちなみにその改名のときの記者発表の記事が下記なのだが、無駄にアツい&詳しい。書いた人は相当の80★PAN好きだったのだろうか。というか、ブレイク前のPerfumeについてもさらっと触れているあたり、相当のガールポップ通ではないか。

80★PAN!が”ゲームの女王”に。「ダンシングパラダイス」とのタイアップも決定 (4Gamer.net)

 しかしここでもパッとせず、今回の改名&テクノポップへの路線変更、となるわけであるが、
 「80★PAN」は「ハレンチ☆パンチ」から大して変わっていないような印象だったけど、「80_pan」は相当思い切ったイメージチェンジを図っている(ような気がする)。

My Space内の80_pan公式ページでいくつかの楽曲が視聴できるので興味がある方はどうぞ。

 ちなみに、80_panはPerfumeと浅からぬ縁がありしばしばイベントなどで競演していたそうな。明暗がくっきり分かれてしまった両者だが、だからこそ80_panがPerfumeの二番煎じと言われるのを承知でテクノポップをやることの意味は重い。
 80_PANには成功してほしいなぁ。

B級ハンターにはたまらない逸品、マッハバロン

「マッハバロン」は、1974年に放映されたロボット特撮モノ。前シリーズ「レッドバロン」、次シリーズ「ガンバロン」とともに、バロン3部作とも言われてますな。そのマッハバロンの第一話のあらすじをまずはご紹介。

嵐田博士は、ララーシュタイン博士とともに、ロボットの研究をしていたが、ララーシュタインがロボットを使って世界征服を企んでいることを知り、妻子を連れて逃げ出す。しかし、日本に向かっているときに、ララーシュタインのロボットの襲撃を受けて、乗っていた客船もろとも、嵐田夫妻は海に消えてしまう。

だが、船が沈む前に、嵐田博士は息子の陽に、ララーシュタインの世界征服計画の詳細を綴ったメモと、ララーシュタインのロボット軍団に対抗し得る唯一のロボット「マッハバロン」の設計図も託していた。嵐田陽は、からくも生き延び、日本にいる祖父の元に身を寄せるのだった。

そして、10年が経った。青年に成長した嵐田陽は、祖父の指導の元、マッハバロンの操縦をシミュレーションマシンで訓練する日々が続いていた。そんな中、マッハバロンの存在を知ったララーシュタインは刺客をさしむけて、嵐田博士(祖父の方ね)と嵐田陽抹殺を目論む。嵐田陽は難を逃れたものの、祖父は刺客に殺されてしまう。嵐田博士暗殺に成功したララーシュタインは、機は熟したとみて、ロボットを日本に送り込む。怒りに燃える嵐田陽は、完成したばかりのマッハバロンを駆って、敵ロボットに向かっていくのだった・・・

ここまでのストーリーを読んで、「あ、、この話はどこかで、、、」とピーン!と閃いた人はいるだろうか。
そう、このストーリーは、「マジンガーZ(1972年~)」そのまんまなのである。
ちなみに、マジンガーZの第1話はこんな具合、

古代ミケーネ人の遺跡で戦闘ロボット群を発見した、兜十蔵博士とDr.ヘル。
Dr.ヘルは、そのロボットを使って、世界征服を企てる。

一方、Dr.ヘルの陰謀を知った兜博士は日本に舞い戻り、Dr.ヘルのロボットと対峙するため、秘密裡にロボットを製造する。しかし、兜博士は、ロボット完成直後、Dr.ヘルの刺客に殺されてしまう。復讐に燃える兜博士の孫、兜甲児は、祖父の形見「マジンガーZ」を駆り、Dr.ヘルのロボット軍団に向かっていくのだった・・・

パクるにもほどがあるぞ!と言いたいほど、酷似している。
まるで、手塚治虫のジャングル大帝と、ディズニーのライオンキングのようだ。ちなみに、マッハバロンの容姿も、マジンガーZに酷似していて、カラーリングが真っ赤になっただけという徹底したパクりっぷり。 

設定、ストーリー、ロボデザインなど全ての点において、マジンガーZを超えていないところも、かなりトホホな感じでいい感じ。

とにかく設定が、甘々(あまあま)なのだ。
嵐田博士が渡航中、ロボットに襲われて死んでしまう。うんうん。悲しいねぇ。
そして残された設計図を元に、10年後、マッハバロンが完成。うんうん。頑張ったねぇ・・・
え??じゅ、10年も経ってんの?! おいおい、ララーシュタインは、10年間何やってた!

ララーシュタインは、バカまる出しなのである。
嵐田博士が殺された時点で、船をロボットで襲わせたことからも分かるよーに、既にロボットの準備はできている。しかしヤツは、マッハバロンが完成するまでの10年間、何ら世界征服に乗り出していない。とんだウサギとカメである。そんな一生懸命じゃないヤツに世界征服されたくないものだ。

加えていえば、ララーシュタイン製のロボットは、10年前の設計図を元に作られたマッハバロンに負けちゃうわけで、この時点でララーシュタインは自分の才能の限界に気づくべきなのだ。周りにいる友達は、ちゃんと教えてやった方が彼のためだ。「なぁ、ララーシュタイン、世界制服なんかやめちゃおうぜ。ぜってー、おまえに向いてないって」と。

ララーシュタインが送り込んだ刺客のまぬけさも、トホホポイントにあげておこう。
主人公、嵐田陽を襲った刺客達は、アメフト選手のような、というかまるっきりアメフト選手なんだけど、これがもう、まぬけ過ぎ。原っぱで、主人公に襲いかかるときの攻撃手段は、ラグビーボール型爆弾を蹴りつけること。
え??なぜ?よりによって、ラグビーボール??なぜ、真っ直ぐに蹴り飛ばすのが難しいラグビーボールで攻撃しようとするのか。サッカーボールの方がよくないか?いやいや、それより、野球ボールを投げつけた方が、確実だっていうか、普通は、銃じゃん、銃。暗殺っつったらさぁ。

これに対する主人公側も、かなり間抜け。
第1話途中まで、マッハバロンはまだ完成していない。だから、マッハバロンの存在は、トップシークレットで、主人公ですらどこで作られているのか知らされていない。(操縦の練習は、シミュレーターでやっている)
でも、ついにマッハバロンが完成して出撃したときに、その勇姿を見た、主人公の知り合いの刑事は「おおぉ、あれがウワサのマッハバロンか」。
・・・バレバレじゃん。みんな、マッハバロンのこと、知ってんじゃん。

そんなツッコミどころ満載のマッハバロンだが、26話で打ち切りになる。
大風呂敷を広げるだけ広げて、打ち切られたのである。それが幸か不幸かは、ララーシュタインのみぞ知る、である。

ただ、オープニングテーマはとにかく素晴らしい。マッハバロンの世界観に相応しいとは決して思わないのだが、これだけでご飯何杯もいけるくらいカッコイイ。YouTubeにもそのOPがアップされているのだが、ここではそれではなくて、OPに会わせてベースを弾いている動画をご紹介する。

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