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呆れる

2010年1月3日の「行列のできる法律相談所」は訴えてもいいレベル

あけましておめでとうございます。
新年1発目の投稿がテレビネタというのもアレですが、さすがにこれは酷いと思ったのでつらつらと。

2010年1月3日放送の「行列のできる法律相談所」はここ数年でワースト1のテレビ番組でした。さらに言えば、今まで見てきたテレビ番組の中でも5指に入るほどの酷さでした。
 どういったことをやらかしたのかと言えば、

1:CMに入る前に、「この後、磯野貴理の元旦那が登場」って感じで、磯野貴理と元旦那のご対面シーンがちょっと流れる。
     ↓
2:しかしCM明けても、元旦那はちっとも登場せず。
     ↓
3:CMに入る都度、「磯野貴理の旦那がこの後登場」VTRが流されていたので、おそらく5、6回は流れていた(と思う)。
     ↓
4:しかし番組終盤になっても、元旦那が現れる気配無し。
     ↓
5:元旦那が現れることなく番組のエンディングを迎え、ラストのナレーションで「トークが盛り上がってしまったので、元旦那登場のシーンは次回に放送します。」と説明される。

いやいやいや。立派な詐欺じゃん。
生放送ならまだしも、録画番組で、この後登場ってさんざん煽っておきながら登場しないって、騙す気満々じゃないですか。この後って次週ってことかい?そんな馬鹿な。詭弁にもなりゃしない。

こーいう手法がアリならば、テレビ番組はどんなウソをついて視聴者を欺いても構わないってことになりますよ。捏造で打ち切りになった「発掘!あるある大事典」と同等、いやそれよりもタチが悪い。オーバーな表現ってレベルじゃなくて、100%”ウソ”ですからね。テレビマンの倫理観ってここまで落ちたのか、と思いましたよ。(そもそも視聴率に勝る倫理観は持ち合わせていないのかもしれないですが)

テレビマンの倫理観でもういっこ。
「新春大売り出し!さんまのまんま」で、長谷川潤がさんまにiPodをプレゼントしたのですが、問題はそのiPodの中に800曲を収めていたこと。長谷川潤がチョイスした800曲ごとiPodをプレゼントしたのですな。

そのシーンを見てて、「いやいや、それはマズいだろ」と思いましたよ。
そのiPodに入っている楽曲が長谷川潤が所持しているCDからリッピングしたデータならば、コピーしたデータを配布したってことになります。自分が持っているCDや借りてきたCDから自分のiPodにリッピングして楽しむのはOKなんですが、それを他人に譲渡してしまうと法律的にややこしいことになります。

そのややこしい問題はさんまのまんま側はノーチェックで放送してしまった。大したことではない、という判断なのでしょうが、著作物に対する権利を軽んじているんじゃないのかなぁと思った次第です。決してテレビで流していいシーンではないですよ、これ。

あと、TBSの格闘技番組で、ライブの試合の合間に過去の試合がサブリミナルのように挿入されているのはいい加減やめて欲しい。過去の試合を流すなら、画面内に「XX年XX月XX日」と試合日を映して一見して過去の試合だと分かるようにすべき。紛らわしいので、今年は吉田vs石井戦しか見なかった。
おお!いい試合と思ってみてたら過去戦のVTRだった、という苦い経験を通じて、TBSの格闘技番組はフルで見るものじゃない、と学びましたから。

2009年7月場所14日目、魁皇 vs 千代大海の勝敗を占ってみる

2009年7月場所も13日を終え、白鵬が琴欧洲を破った勢いでそのまま優勝しちゃうんじゃないのって感じが濃厚なのですが、今回もやっぱりやってきました。なんちゃって大関達のカド番回避劇。魁皇と千代大海、琴光喜の3大関が、場所後半に星の帳尻を合わせて、なんとか勝ち越し、最悪でもカド番脱出を目指していることはバレバレ。今回も大関互助会によるハラハラドキドキの勝ち越し勘定が始まります。

今場所は13日を終え、魁皇と千代大海が7勝6敗で並んでいます。琴光喜が10勝3敗と珍しく調子良い以外は、いつもと同じ展開ですな。さてそんな魁皇と千代大海が14日目に対戦しますが、勝った方が勝ち越し決定となる重要な一戦になるはずです。
・・・がしかし、3大関の目標はあくまでも3人揃っての勝ち越しですので、それさえきちんと理解しておけば、明日の勝敗が予想できてしまうのです。

ずばり、明日(2009年7月25日)は、
千代大海の勝ち
です。

なぜか?
おそらく15日目の取り組みは、魁皇vs琴光喜、千代大海vs鶴竜、となるでしょう。このときに魁皇が7勝7敗になっていても、対戦相手は大関互助会の琴光喜。こちらはすでに勝ち越しを決めているので、うまーく琴光喜が星を譲ってくれるはずです。しかし千代大海が7勝7敗ならば、対戦相手の鶴竜が星を譲ってくれるかどうか。鶴竜自身はすでに負け越しが決まっているので、星を譲ってくれる可能性もありますが、大関互助会ほどの信頼関係はないはず。そこで大関互助会は、14日目に千代大海が魁皇に勝って勝ち越し、15日目に魁皇が琴光喜に勝って勝ち越しとするのが無難と判断するでしょう。

#茶化して書いてますが、この予想が外れることを切に願っています。3大関にも色々と事情はあると思いますが、優勝争いに絡めない大関が相撲界に好影響を与えているとは到底思えない。5月場所なんてほんと酷かった。

7月25日追記:予想に反して、魁皇が勝ち、勝ち越しが決定しました。これで明日の千代大海が見ものですね。5月場所、勝ち越しがかかった(&カド番脱出もかかった)把瑠都戦で、無気力相撲と指摘を受けましたが(動画)、今回もそれを繰り返すのかどうか。しっかり見守りたいと思います。

7月26日追記:終わってみれば、魁皇、千代大海、共に8勝7敗というお約束の成績でした。番付的には大関って横綱の次に強い人達なんだよね?そんな威厳なんてもう無いじゃん。早く引退して欲しいというのが偽らざる気持ちです。

残業代を稼ぐだって? ~ タマホームのCM

タマホームのCMがほんと気になる。
家を新築したお父さんに、みのもんたが「残業代しっかり稼がなくていいの?ローンもあるんでしょ」って問いかけるやつだ。お父さんは「意外といけちゃうんです(照笑)」って答えるんだけど、おかしくない?

いまどき、「残業代を稼ぐ」って意識を持って残業しているサラリーマンがどれだけいるのだろうか?
また「残業代を稼ぐ」ことを容認してくれる会社がどれだけあるのだろうか?

大企業や役所の中にはそんな意識で働いている人間もいると思うが、そんな労働環境はほとんど無いと言えるだろう。残業代を稼ぐなんて感覚は、古き良き昭和の遺物でしかない。

ほとんどの企業は無駄な残業を大目に見てられるほどの余裕は無く、社員には「無駄な残業しないで定時で帰る」「サービス残業」、この2択を迫っているはずだ。

そーいう状況下にあってあーいうCMをしゃあしゃあと流すってことは、タマホーム自体がそーいう体質だからなんじゃないか、とも思ってしまう。工期延ばしたり、余計な工事やったりして代金を水増しするなんてフツーにやっているからじゃないのか。真っ当な企業ならば、あの内容が常識から相当逸脱していることが分かるはずなんだけど。

やりすぎコージー終了の件

『やりすぎコージー』がゴールデンタイム進出!”月9″とガチンコ対決- (ORICON STYLE)

 あーあ。
「やりすぎコージー」が10月からゴールデンタイムに移動するようですよ。またひとつ惜しい番組が無くなりそうです。

テレビ東京としては、かつてないほどの深夜の人気番組となり、このまま深夜番組として続けるという選択肢もあったが、社運を賭けてゴールデン進出を英断。ゴールデンに移動はするが、レギュラー陣の後ろに控える”やりすぎガール”や、企画の斬新さはそのままに、さらに新企画を生み出していくという。

 「英断」だって。
 くりぃむナントカの涙の最終回を見てもそんなことが言えんでしょうかね。深夜からゴールデンに移って、そのまま人気番組であり続けたのなんて、トリビアの泉、めちゃイケ・はねるのトびらくらいしか思いつかない。

 めちゃイケ・はねトびはゴールデンに行って人気番組となりましたが、深夜時代のコント番組の面影は無く、すっかりバラエティ番組になってしまいました。だからこそ人気が維持されたとも言えるのですが、今までの視聴者を失うくらい番組内容をゴールデンタイムに最適化させることができなければ、成功しないと言うことです。

 テレビ東京のバラエティといえば、B級タレントがゲストで出て、みんなでVTRを見る体裁が多いと思うのですが、やりすぎコージーもそのようになるんでしょうかね。やりすぎコージースペシャルのように。

 C級D級芸人こそやりすぎの華なのに、それが見れなくなって、渡辺徹だの叶姉妹だのが当たり障りのないコメントをしゃべって終わりって感じになるのか。

 もう二度と、天王洲猥談やシベリア文太をやりすぎで見ることは無さそう。毎週、HDDレコーダーに録画してまで見てたんですけどね。残念です。

#10/13の2時間スペシャルの放送内容を予想してみると、
・都市伝説
・B級芸人によるネタ見せ(レッドカーペット風)
こんなところじゃないんでしょうか。
ゲストは、渡辺徹、勝俣州和、坂東英二、矢口真里、あたり。

パラリンピックの中継に本腰を入れないNHKの欺瞞

 オリンピックの興奮も記憶に新しいところですが、今日(9/6)からパラリンピックが始まりました。

 オリンピックのときは各局こぞって熱戦の模様を中継していました。女子ソフトボールの裏で女子サッカーもやってて、ザッピングしながらテレビにかじりついていたことを覚えています。そして日本勢の活躍も期待できるパラリンピックですが、どれだけ中継されるのでしょうか?

 9/7~17日 22:00~22:50 教育テレビ(生放送)

 中継と呼べるものはこれだけ。毎日1時間にも満たない時間しか流れないのです。しかも教育テレビって!
 あとはちょろちょろと再放送やら総集編が流れます。
 オリンピックのときは朝から夜までどこかのチャンネルを捻れば、何かの中継を流してたくらいの放送量でしたが、パラリンピックでは一転、ゼロに等しい。

 民放はまだ分かります。
 商売ですから視聴率が取れないであろう中継に乗り気ではないのでしょう。常日頃、自分たちは公共性が高い崇高な仕事をしている、と特権の上にあぐらをかいていながら、こーいうときだけ商業主義を掲げるあり方にも疑問はありますがね。24時間テレビやるんなら、パラリンピックも同じくらい力入れたら?とかね。

 もっと罪が重いのが、NHK。
 障害を抱えながら頑張っている日本人選手を日本のメディアとして応援する気持ちは無いのか?

 NHKは「公共の福祉」という名目の元に、国民から受信料を巻き上げておいて、ここでパラリンピックの中継をしないで、何のための放送局か!
 ほんとバカじゃない?

 NHKに、バラエティ、ドラマ、報道といった要素は一切期待していない。
 ただ、こうやって頑張っている日本人を全力で支援する姿勢は強く望みたいし、また、それこそが公共の福祉に適ったNHKのあり方に違いない。

 受信料を払っているのがバカバカしくなってくる。こんなNHK要らないし、解体することを強く願う。

歩きタバコをする人間につける薬など無い

歩きタバコする奴はサル並www (カナ速)

21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/15(火) 13:49:28.97 ID:elaMkd110

マジで歩きタバコや路上喫煙してるやつに

「法律に抵触しない」
「最大限の」
「いやがらせ」

を考えたい。そして広めたい。みんながやり始めれば加速度的に広まると思う。
実は心の中で「タバコの煙」という無言の暴力・レイプに嫌気がさしている人はおおい。

真剣に開発しようよ。

「無理」ですな。
 そんな嫌がらせで自分の行いを改めるような殊勝な人間は、そもそも歩きタバコをしない。

 彼らは自分達の歩きタバコでどれほどの人に迷惑をかけているか気づいていないし、あえて気づこうともしないタフな鈍感さを持っている。一方で、「オレらはタバコを吸うことで国家に貢献している」というおめでたい思考をしているので、注意すれば大体逆ギレされることになる。「あ、ごめんごめん」って歩きタバコを止めてくれた人間は今のところ皆無。

 こーいう馬鹿なことを言い出す人もいるしね。

 タバコの煙は、「煙い」んじゃなくて、「臭い」んですよ。言うなればゲロを吐きながら歩いているようなもの。しかも本人が思っている以上に煙は拡散する。20mくらい(電柱と電柱の間くらいの距離)離れても十分臭い。捨てなきゃいいんだろう、みたいに携帯灰皿持ちながら歩きタバコをしている喫煙者もいるが、問題はそこじゃない。そのゲロ臭い煙をなんとかしろ。

 歩きタバコをした挙句、火も消さずにポイ捨てする人間を見ると純粋に怖い。そのタバコの火で近隣の住宅が火事になる可能性なんて歯牙にもかけていないってことだからね。もちろん注意はしない。明らかに一般人のモラルとはかけ離れているので、注意すれば良くて逆ギレ、最悪、刺されることも有り得る。こわいこわい。

 歩きタバコを吸う人間がこの世から消えてしまえば、日本は相当住みやすい国になるのではないか、と思っている。歩きタバコという自己中な行為をしている人間が、ゴミの分別をキチンとしているのか?。答えはNoだろう。歩きタバコをする人間は歩きタバコ以外の面でも社会システムに少しづつ傷を刻んでいて、その累積の損失は決して侮れないのではないだろうか。全ての害悪の元凶とは言わないが、そういう人間がきれいさっぱり消えてくれれば社会にどれほどのメリットを与えてくれるだろうか。

 もちろん喫煙者の大部分が喫煙ルールを守っていることも知っている。車を運転する人間はたくさんいるけど、暴走・珍走行為をする人間はごくごく一部ってことと同じだ。

 喫煙者と非喫煙者はお互いのルールを守ることで共生することはできると信じているが、歩きタバコをするような野放図な喫煙者が最大の障壁となっていることは間違いない。

星野監督はそもそも代表監督に向いていない件

 勝てば官軍負ければ賊軍の言葉通り、酷い試合が続けばボロクソに言われてしまうのは仕方が無いことだとは思います。

 星野ジャパンがふがいない有様なのはもう周知のことだとは思いますが、1戦目2戦目で、すでにアレ?と思ってましたよ。

 1戦目のキューバ戦。惨敗って言われていますが、勝つチャンスは十分にあったように見えました。ただチャンスを活かすことができなかっただけでね。特に、3番森野・4番新井はノーヒットに終わってますがどう考えてもここが敗因でしょうよ。1番西岡、2番青木がきっちり出塁してもホームに返すことができない(新井は犠牲フライがやっと)。

 ところが2戦目の台湾戦でも、3番森野・4番新井は変わらず。やはり1番西岡、2番青木が出塁してもホームに返すことができず。 結果こそ1-6ですが、中盤あたりまではどっちに転んでもおかしくないシーソーゲームでしたよ。

 韓国戦での選手起用は自分のミス、と星野監督自らが悔いてましたが、1戦目で明らかに調子が悪そうなダルビッシュを引っ張ってた時点でこーいう事態は目に見えてました。

 短期決戦なので、調子の良い選手を見極めて使っていかなくてはいけないのに、明らかに結果が出せていない選手をそのまま起用し続けるあの姿勢にはやはり疑問を感じる。それが男気から来るものなのか、変更することにより生じるリスクを取りたくないのか、は分かりませんが。

 そもそも、星野監督は過去3回、リーグ優勝していますが、日本一にはなっていません。88年99年と共に、1勝4敗のボロ負け。大型補強の末、2位の中日に14.5ゲーム差を付けるぶっちぎりの優勝を果たした2003年も3勝4敗でやはり負け。短期決戦にはトコトン不向きな監督なのですよ。

 まぁ何が問題かといえば、怪我人多数で、思い切ってオーダーを変更することができない今の状況だよね。責められるべきは、采配ミスではなくて、なんでそんな怪我人ばっかり選んだのかってところになるでしょうね。

横浜ベイスターズの勝率は、0%以下

 ・【断 二宮清純】”ダメ球団”に罰金を (MSN産経ニュース)

 横浜ベイスターズが弱い弱い、というウワサは聞いていたのだが、ここまで酷いことになっているとは思わなかった。7月13日現在、23勝54敗1分で、勝率2割9分9厘と3割を切っているのである。当然、試合内容も相当酷い。

 7月6日の阪神戦。8回終わって、7-4と勝ち越していながら、9回表に4点入れられて逆転負け。(しかも横浜球場)
 6月11日のオリックス戦もひどい。4回に一挙5得点。そして6回まで5-0とくれば勝ち試合確定パターンだが、7、8回で計6失点の逆転負け。

 うろ覚えで恐縮なのだが、ある監督が、

 「全試合のうち、3割はベンチが寝てても大丈夫な勝ち試合、3割はベンチがどんな手を用いても焼け石に水の負け試合、残りの4割が勝ち負けどちらに転んでもおかしくない試合。だからこの4割の試合からひとつでも多くの勝ちを拾っていくのがベンチの仕事だ」

 みたいなことを言っていた。(言い回しは相当違うだろうが)

 とすると、勝率3割を切っていることがいかに非常事態か分かるだろうか。ベンチの采配により勝ちを拾っていくべき試合をひとつも勝てていないばかりか、余裕で勝てる試合ですら落としていることになる。その結果、実質の勝率は0%以下、という数学的に有り得ない事態になっている。

 二宮清純氏が、

勝率3割を切ったチームには5億円-。このくらいのペナルティーを科さないことには、フロントも監督も選手も危機感を抱かないのではないか。加藤良三新コミッショナーには、ぜひ罰金制度の復活を前向きに検討していただきたい。時にはショック療法も必要である。

 と憤っているのもよく分かる。
 勝ち試合ですら自ら放棄しているようなチームに、ペナントリーグに参加している意義も価値も無い。

 滝沢先生(@スクールウォーズ)がいたら、「相手も同じプロ野球の選手だ。なのになぜこんなに差が付くんだ!おまえ達はゼロなのか!おまえら悔しくないのか!」と鉄拳をくらわせていたに違いない。

内需拡大を目的としたサマータイム導入は断固反対

 僕は、日本においてサマータイムは必要ない、というスタンスなので、馬鹿げたサマータイムがうやむやになってホッとしているのだが、大前研一氏は未練タラタラっぽい。

サマータイム導入を面倒くさがる日本 (日経BP)

わたしがサマータイムを推進する理由の一つに、日本には変化が乏しすぎることを挙げたい。サマータイムという制度を導入し従来の生活のサイクルを変えてみることも、いい刺激になると考える。先般、当連載で解説した道州制の導入も、日本に大きな変化をもたらすきっかけになることだ。日本はそういう大きな変化を経験したほうがよい。

 大前氏は、刺激になるという曖昧模糊とした理由だけで、サマータイムを導入しろと言っているのだ。なにをもって「大きな変化を経験したほうがよい」のだろうか?
 言うに事欠いてそれはないだろう。大前氏の珍妙な自説はまだまだ続く。

時計の針を調整するのが面倒だとか、間違えて飛行機に乗り遅れたなどを反対理由に挙げているくらいだから、要するに考えるのも面倒というのが反対派の論理だ。

 反対派がそんな子供じみた反論をしているわけではない。なぜ恣意的に、反対派がごねているだけみたいな印象操作をするんだろうか?
 反対派が訴えているのは、サマータイムの実効性が乏しいことだ。サマータイムは夏と冬の日照時間が大きく異なる地域で採用されている。実際にどれくらい日照時間に差があるのか示してみると、

冬至(2007年12月22日)
 東京: 10時間45分(6:47~16:32)
 ロンドン: 7時間50分(8:04~15:54)

夏至(2008年6月22日)
 東京: 14時間35分(4:26~19:01)
 ロンドン: 16時間38分(4:44~21:22)

 このように東京では夏冬と4時間程度しか日照時間が変わらないのに比べ、ロンドンでは9時間も異なる。夏になって、日の出が冬より2時間早くなって日の入が2時間遅くなる程度の東京と、夏になると朝は3時間以上早く日が昇り、夜に至っては冬よりも5時間も日が長いロンドンではライフスタイル自体に違いがあるのは当たり前。
 
 もちろん大前氏は分かっているのだ。日本でサマータイムの実効性が低いことを。分かっているからこそ、反対派がごねているだけとか日本に変化が必要というトンチンカンな自説で、論点をズラそうとしているだけなのである。

 要は、サマータイムを内需拡大の口実にしたいだけ。市民生活を無駄に混乱させることになっても、内需拡大のためには仕方がない、ということか。

 大前氏は効果があるのか無いのかとりあえずやってみたらいいではないか、と言うが、それこそ、それが目的なんだろう。とりあえずやってみる、といってもそこには大きな手間隙がかかる、ITの基幹システムのアップデートは言うに及ばず、印刷物は刷り直しを余儀なくされ、公共機関も調整で大わらわになるだろう。全国民の時間軸を修正するわけだから、その経済効果は計り知れない。影響を受けない国民はひとりとしていないと言ってもいい。

 それで、効果が無い、ということになれば、また元に戻す作業が発生する。これほどボロい商売も無いだろう。一粒で二度美味しいサマータイム詐欺だ。
 また大前氏は、

現在、サマータイムに賛成しているのは、外国で生活して実際にサマータイムを経験したことのある人が中心だろう。そういう人にとっては「サマータイム? あれっていいものだよね」と好印象を持っているはずだ。

 と言っている。僕は1年間英国で生活をし、サマータイムが始まる日も、解除される日も経験した。サマータイムが始まる日の深夜、午前1時になる瞬間に午前2時が表示される。そこで、あーサマータイムが始まったんだなぁと不思議な感覚だったのを覚えている。

 サマータイムが始まると言っても、その日起きるのが1時間早まるだけで、後は特に問題は無い。僕は英国におけるサマータイムの意義については知っているつもりだが、日本で同じようにした方がいいとは決して思わない。だって意味無いじゃん。

 そんなに社会的に有益ならば、大企業が自分達の会社だけで勝手サマータイムを実施すればいいだろう。結果的に時差通勤になって、社員も大喜びに違いない。しかし未だに大企業で、勝手サマータイムを導入したという話は聞かない。

 結局それが答えってことだ。どのようなお題目を唱えたところで、それが内需拡大を見越したものでしかない以上、サマータイムは断固反対だ。エコの皮を被ったテロじゃないか。

(追記:2008年7月4日)
 みずほフィナンシャルグループや・日本経団連事務局が、2007年8月に限定的にサマータイムを導入していたようですね。

 で、その結果が発表されていないようなんですが、結局どんなメリット・デメリットがあったのでしょうか? そこをはっきりとさせて欲しいところ。

 そもそもフレックスタイム制が徹底できればサマータイムなんて必要なくない?
 日が高い内に帰宅してプライベートタイムを充実させたいって人は今までより1時間早く出社して1時間早く退社する、生活リズムを変えたくない人は今まで通り出退社する。それでいいんじゃない。

新聞サイトは、RSSよりもパーマリンクを優先すべし

あの「見出しにこだわる」読売新聞がニュースのRSSを配信–ブログパーツも提供 (CNET Japan)

 読売新聞のYOMIURI ONLINEがRSS配信を始めたそうな。何をいまさら、というか、むしろニュースなんかにせずこそっとやった方がよっぽど恥を書かなくて済むんじゃないだろうか。
 特に↓こういう発言とかどの口から出るのか不思議でたまらない。

うぬぼれかもしれないが、読売新聞がRSSを配信するということは新聞業界的にはかなりのインパクトがあるのではないだろうか。他社は目を丸くするだろう(読売新聞グループ本社 社長室 知的財産担当 幹事 川内友明氏)

 誰か川内さんに教えてあげた方がいいんじゃないでしょうか。うぬぼれどころか滑稽ですよって。ジョークとしても笑えませんよって。

 「新聞業界的に」って具体的にどこを差すのだろうか。MSN産経ニュース、毎日.jp、asahi.comあたりはすでにRSS配信してるし。スポーツ紙、地方紙もすでにやっているところは多いだろう。CNETの記者もツッコめばよかったのに。「え?いまさら?」

 ま、いいや。そんな与太話は置いといて。
 僕が新聞社サイトに求めるのはパーマリンク性の保持。一旦アップした記事をホイホイ削除するなよ、ということだ。

 大手新聞サイトは大抵、ニュース記事を数ヶ月で削除してしまう。そのため、すごく良い記事があっても紹介し辛い。インターネットが他のメディアと異なるのは、速報性、双方向性、そして蓄積性だ。膨大な記録がネット上に蓄積していくことで、知の共有が図れるのに、なぜ記事を削除していくのか。消すなバカ!と声を大にして叫びたいくらいだ。せっかく紹介しても数ヶ月でリンク切れ、印象が悪くなるのは紹介したサイト、なんて事態は全く考慮されていないのな。読者の利便性なんてどうでもいいんでしょうよ。

 asahi.comには「アサヒ・コム プレミアム」という有料サービスがある。中でも一番高額なのは、月額3,150円のパーフェクト Fullコース。このコースで何ができるかと言えば、

・朝刊の主要記事「ニュースダイジェスト」を最大、過去3カ月分閲覧
・朝日新聞の朝刊に掲載される「社説」「天声人語」を過去3カ月分閲覧
・1984年から現在までの朝日新聞、週刊朝日、AERA、知恵蔵の記事が検索し放題!(記事全文の閲覧は別料金)

 ほんと、購読者をなめんてんのか!と怒りに震えるくらいしょぼい内容。
 これでよく月額3150円取ろうという発想が出てくるな。The殿様商売。せめて社説や天声人語くらいは過去分全部閲覧できて当たり前でしょうよ。
 記事が検索し放題ってなに?3,150円も取ってんのにさらに記事は従量制って、AVサイトでもそんなあこぎな商売してねーよ。

 見出しも財産、記事も財産、だから安売りしない!っていうならネットから撤退すればいいのに。むしろネットで読めないのか、って購読数が増えるかもしれませんよ。

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