[レビュー]ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(ネタバレ無しバージョン)

 前々から気になっていた、「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」をやっと見てきた。極力ネタバレしない方向で、感想を書いていきますが、すでに見たよ、とか、ネタバレでも構いやしない、って人は下のネタバレ有りバージョンを読んでください。

[レビュー]ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(ネタバレ有りバージョン)

 あらすじはこんな感じ。

 「大学進学も就職も諦め、ギタリストとして成功を夢見る「酒留清彦」(演:大村 学)は、あるオーディション会場で笛を持った男に出会う。後日、言葉巧みに誘われた芸能人養成所ガリクソンプロで、笛の男「ジャガージュン市(演:要潤)」に再開する。
 そして、ジャガーが講師を勤めるふえ科に強引に入れさせられ、ヒップホップ忍者・ハマー(小木博明:おぎやはぎ)や、謎のアイドル志望の女の子・白川高菜(高橋真唯)とのふえ科生活が始まる。
 しかし、今までのふえ科が滞納してきた月謝など数千万を支払わないと、ふえ科を廃止するとガリクソンプロは通告してきた。困ったふえ科のメンバーは、美術館に展示されている珍笛を強奪しようと計画する。」

 要潤がとにかくいい。
 オーディションの演奏シーンなんて、会場中が爆笑に包まれたほど。もちろん原作そのまんまかと言われると、そーではないんですが、要ジャガーはアリでしたね。意外だったのが、板尾創路の影千代先輩。原作と似ているわけでもないのに、なんであんなに影千代先輩なんだろ。あの髪型にそばかすつけただけなのに。

 ピヨ彦、高菜、ハマーはちょっと不完全燃焼だったかもしれないですね。メインキャラなのに、その設定を活かすエピソードが乏しかったので、なんかよく分からない「ヘンな人達」で終始してしまった感があります。

 猿岩石・有吉とデンジャラス・安田は、存在感ある演技で新しい一面を見れたのですが、残念ながらジャガーの世界観とは乖離し過ぎ。後半ちょっと引いちゃうくらいの凄惨なシーンもあってこれはいただけなかった。原作ではまずありえないエロとグロが出ることは、未見の人は覚悟しておいた方がいいですよ。

 たぶん、うすた京介とマッコイ斎藤監督の笑いの質、というか、面白いと感じるツボが違っていたんでしょうね。そして映画を観に来る人はうすたツボに共感している人達なので、そーいうファン層(僕も含めて)にとってはとても不満足な結果に終わってしまった、と。

 じゃあ、うすたツボを知らないで、何の先入観も無しに観に来た人(純粋に、要潤を観に来たような人)はとって満足できる映画かというとやはり厳しいのではないだろうか。出てくるキャラクターや設定は、一応原作に沿っているわけだし(キム公のような例外もいますが)、そのために説明を端折っている部分も多々あるので、予備知識が無いと話について来れないわけだし。

 この映画を心の中から楽しめる条件ってなんだろって考えたら、

・原作を知っている
・要潤が出ていればOK
・原作の世界観にはこだわらない

 こーいう人なら今すぐ観に行くべきです・新しい要潤と新しい「ピューと吹く!ジャガー」が観れます。

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