ワンピース57巻で回収された伏線のあれこれ

ここから先、57巻の内容について触れています。未読の人はお気を付けください。

 マリンフォード編も佳境を迎え次巻が待ち遠しくて仕方が無いのですがそれはさておき、57巻で明らかになったことが多々あります。

覇気は全ての能力者に有効

 まず覇気をまとった攻撃はたとえ自然系であっても能力者にダメージを与えることができる、ということがはっきりとしました。それまでもそういったニュアンスは描かれていましたが、57巻でははっきりとそれが明示されました。

 白ひげ海賊団1番隊隊長のマルコvs黄猿戦では、マルコのオーバーヘッドキックが黄猿に決まっています。また3番隊隊長ジョズも自然系能力者であるクロコダイルにタックルかましてダメージを与えています。
 なおその前にクロコダイルが白ひげに襲いかかりましたが、ルフィによって阻止されました。このときルフィの脚が水に濡れている描写があったので、まだルフィは覇気をまとって攻撃することが自覚的に出来ないことが分かります。スモーカーにもJET銃乱打が効いてませんでしたしね。
(インペルダウンに向かう戦艦の中でハンコックに覇気の使い方をレクチャーしてもらっていたんじゃないかなーと思っていたのですが、どうやらそれはなかった模様)

 決定的なのは、ハンコックが自然系能力者のスモーカーに蹴りをかましています。このときに「煙のおれに攻撃を!?」と狼狽したスモーカーでしたが、その後「九蛇の覇気か」とつぶやいています。これで覇気がいかなる能力者にも有効であることが確定ですね。

 覇気が能力者に有効というのは、それまでの話の中でも、匂わされていました。52巻でルフィが戦桃丸の打撃にダメージを受けています。「なんであいつの打撃ルフィに効くんだ?!」とチョッパーが驚いていますが、戦桃丸は能力者でないことを明言していますので、これも覇気によるものだと推察できます。同巻に冥王レイリーが黄猿に直接的なダメージを与えていますのでこちらも覇気によるものでしょう。

 実は45巻でもすでに覇気の有効性が暗示されています。エニエスロビーを脱出したルフィに祖父のガープが会いにやってきます。寝ているルフィをガープが殴るんですが、ルフィはダメージを受けています。サンジは「パンチだぞ、ゴムに効くわけ(ない)」と驚いていましたが、これもガープのパンチが覇気をまとっていたと考えると納得できます。このシーンは単なるギャグパートではなかったわけです。
(何度もナミがルフィを殴っている描写がありますが、これも実はナミが無自覚に覇気を使っていた、なんてことはあるかな?)

 CP9メンバーが覇気を使っていなかった、というのも気になるところですよね。まさか覇気を知らないってこともないでしょうし、あの戦闘力から言っても覇気を習得できると思うんですが。覇気は生まれ持った資質が関係してくるとか、かなぁ。

ロボットが悪魔の実の能力を使えるか?

 バーソロミューくまが完全に人間兵器になってしまった、とドフラミンゴは語っています。改造人間(サイボーグ)ではなく、ほぼ機械化されているにも関わらず、生前(と言っていいのか)のくまが使っていたニキュニキュの実の能力は健在です。ということは無生物が悪魔の実の能力を使っていることになります。

 とここで、思い出されるのが、アラバスタ編に出てきたバロックワークスのMr.4。彼の愛銃である「犬銃ラッスー」は、イヌイヌの実を食べた「銃」。元々は無生物だったわけです。偉大なる航路の新技術で、物でも悪魔の実は食えるんだ、とミス・メリークリスマスは説明していますが、その技術を開発したのが海軍本部のDr.ベガパンクです(45巻で判明)。

 バーソロミューくまを改造したのも、Dr.ベガパンクですので、物に悪魔の実の能力を食わせる、という技術が応用されたのも想像に難くありません。(もっともどれくらい改造されているかは不明なので、脳がそっくり機械に置き換わっているわけではないかも)

 バーソロミューくまと言えば、大量に出てきたパシフィスタ軍団ですが、元々は人間を改造したものでゼロベースからあれを作ることはできない、とフランキーが言っているので(52巻)、なぜ同型の人型兵器が大量に作れたのか、というのは次巻以降の謎ですね。

 色んな謎が解決しながら、同じ量の謎を残しつつ、麦わらの一味の冒険は続きます。次巻は6月でしょうが、それまで悶々とした日々もまた続きます。

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