突然のめまいに襲われた話

浜崎あゆみ 左耳の聴力を失ったことを告白 (AFPBB News)

  浜崎はウェブサイトのブログ上で去年、耳の検査を受けた事を明らかにし「左耳は完全に機能しておらず、治療の術はないと診断された」と告白。今後の活動については「限界まで歌い続け、プロとして最高の歌を届けてみせる」としている。

 突発性内耳障害が悪化し、左耳が完全に聞こえなくなっている、ということで、とても他人事とは思えなくて、昨年、自分の身に降りかかった話を書きます。

 その日は朝から、立ちくらみのようなめまいに2、3度見舞われましたが、ちょっと風邪気味なんだろうと思い、別に気にすることも無く、妻と散歩に出かけました。

 数時間歩いて、帰途についている途中、ドーン!という衝撃がして崩れ落ちるようにその場にへたりこんでしまいました。瞬間、大地震だと思いました。ぐわんぐわん頭が揺れているものの、「大丈夫か?」と妻に言葉をかけます。

 妻は何事もないように傍らに立ってます。不安そうな妻の顔を見て、心配されているのは自分の方だということに気付きました。

 「すごい地震だったなあ」
 「え?地震」

 妻は、僕がいきなり座り込んだので、何かにつまづいたのだと思ったそうです。
 とりあえず何分か座り込んだ後、妻に手を貸してもらい辛うじて立ちました。しかし世界は揺れたまま。数歩ヨタヨタと歩いては休み、また数歩歩いては座り込み、を繰り返しほうほうの態で家に帰ってきました。タクシーに乗って帰る選択肢もあったはずですが、そのときはパニックになってて、とにかく歩いて家に帰らないという思いだけしか頭にありませんでした。前兆らしきものはありましたが、徐々に悪くなっていたわけではなく、突然平衡感覚に異常をきたしたので相当不安でした。

 帰宅すると少しは落ち着いたので、自分の身に起きたことを確認します。
 めまいは相変わらずですが、右耳に違和感があることを認識しました。泳いだときに耳に水が入ったときの違和感が感覚的に一番近いと思います。違和感はあるものの、聴力に異常はないようで、全く聴こえないというわけではありません。

 次の日、耳鼻科に行きました。まだフラフラするものの、なんとか歩けるくらいまでには回復していましたが、聴力を測定すると、右耳は高音部が聴こえなくなっていました。難聴や三半規管の不調によるめまいは、色んな要因によって引き起こされるので原因は特定できず、何日間か様子を見て、まだめまいが続くようならまた来るようにとのことでした。

 幸いにしてその後回復したのですが、今でもストレスがかかると右耳に違和感が起きます。その場にへたりこんでしまうほどのめまいは感じませんが、右耳の違和感は相当不快で気が滅入ってきます。違和感だけでこれなのですから、片耳が聴こえない不安は相当なものだと思います。

 片翼の歌姫がまた舞台で大きく羽ばたけることを切に祈っています。

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