住基カード作成とICカードリーダライタの用意 - e-Taxで確定申告(1)

 印税という副収入があった僕と、昨年春に退職した妻は、今年、確定申告をしなくてはなりません。税務署に行って、確定申告をすればいいのですが、そこはWebに携わる者として、e-Taxを使ってみようと思います。

 e-Taxは、正式名称「国税電子申告・納税システム」といい、ネット経由で税金の申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムのこと。確定申告の時期に、税務署がめちゃくちゃ混んでて、疲労困憊した人は多いと思いますが、e-Taxを使えば、ネットですいすいと手続きができてしまうのです。確定申告の時期は24時間受け付けているので、税務署に行く時間が無い人も安心です。

 e-Tax自体は2004年から稼動しているので、もっとユーザー数が増えてもよさそうなものだけど、あまり伸びていないらしい。たしかに、手続きが煩雑、ICカードライターを自前で揃えないといけない、それだったら多少混んでても直接税務署行った方が楽、ってことになるんでしょうね。税務署に直接行ったら書類の不備もその場で教えてくれますし。

 でも今年の確定申告からは、e-Taxの利用者増を目指して、色々な特典が設けられました

(1)最高5,000円の所得税の税額控除
 つまり、税金が5,000円安くなるということです。
 うひょー!と喜んだ人に冷や水をかけるようですが。ICカードリーダーも3,000円しますし、事前準備として役所に行ったり、住基カードの発行(有償)をしなくてはいけないので、その手間や費用を考えると、トントンな気もします。

(2)添付書類の送付不要
 e-Taxをする上で、医療費の領収書や源泉徴収票はどうするの?と疑問に思った人も多いと思いますが、それらの書類の送付は不要になりました。とはいえ、不審な点や確認などあった場合には、提示しなくてはいけないので、捨てないでちゃんと保管しておきましょう。
 というか、それまでは送付しなくてはいけなかったことに驚き。ネットで申告して、さらに書類も送付しなさいって、ネットで申告する意味ないじゃん。そりゃみんな税務署に行くわ。
 今年から、そーいう書類の送付の義務が無くなったので、やっとネットを使う意味が出てきたかな。

 あとは、e-Taxだと還付金が通常より早く戻ってくる(約3週間程度)、なんて微妙に嬉しいメリットもあります。

e-Taxを始めてみよう(準備編)

 それでは、導入のハードルがちょっとだけ下がった、e-Taxを使ってみます。まず、e-Taxを始めるにあたり必要なのが、「電子証明書」「ICカードリーダライタ」です。

(1)電子証明書

 なんのことやら分かりませんが、住基カード(住民基本台帳カード)に暗証番号を登録したりなど、e-Tax用の設定を色々と施す作業のようです。その作業を経て(その作業を、電子証明書を発行するって言っているっぽい)、ようやく手持ちの住基カードでe-Taxができるのです。

 話が前後してしまいますが、e-Taxには住基カード(住民基本台帳カード)が必要です。住基カードは在住している市町村の役場で発行してくれますので、まずは役場に出かけることから、e-Taxへの長い旅路が始まるのです。

 僕は最寄の「世田谷区役所 等々力出張所」に出かけたのですが、「住基カードは作れるけど、電子証明書の発行はできないので、直接、世田谷総合支所に行くように」と促されました。つまり、PASMOの発行はできるけどチャージはできない、みたいなそんな馬鹿馬鹿しいことになっています。

 等々力に行くにも、世田谷総合支所に行くにもタダじゃない。なんで無駄足を踏ませるのか、世田谷区のサイトには「電子証明書(公的個人認証用)の手続きはお早めに」ってあるけど、世田谷総合支所でしかその手続きができないのならば、そういう風にあらかじめ書いてて欲しい。

 「e-Taxやりたい世田谷区民は、出張所ではなく、世田谷総合支所に来い」と。

 あと住基カードは、顔写真有り・無しの2バージョンを選択できます。顔写真を入れると、身分証明書としても使えるようですが、僕は運転免許を持っているんで、今回は顔写真無しで作りました。ちなみに、住基カードの発行には1,000円、電子証明書の発行には500円の計1,500円かかります。当然のことながら、確定申告の時期は、住基カードと電子証明書の発行が急増するそうで、e-Taxをやりたい人はお早めに。

 

(2)ICカードリーダライタ

 (1)で用意した住基カードの情報を読み込むために、公的個人認証サービスに対応したICカードリーダライタが必要です。ICカードリーダライタには3種類(接触型、非接触型、共用型)あるらしく、せっかく買っても、市町村によって使えないこともあるようです。購入前には、下記ページで自分の地域がどのタイプのICカードリーダライタを採用しているのかまずは確認しましょう。

 ・市町村別、住基カードの種類とICカードリーダライタのタイプ

 そのページによると、僕が住んでいる世田谷区は、どのタイプのICカードリーダライタでも大丈夫なようです。というわけで、なんかもっさりしたデザインばかりのICカードリーダライタの中から、「e-Tax対応」って書かれてあった「SHARPICカードリーダ RW4040」を購入しました。2,980円なり。

 

 これで、e-Taxを始めるための準備は完了です。
 続いて、国税庁サイトで「開始届出書」の提出、という作業が待ち受けていますが、それは次回。

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