ダーウィンアワードよりも、ダーウィン賞を激しくオススメしたい


初めてダーウィン賞を知ったのが、2001年のこと。
それから6年、まさか映画化される日が来ようとは思いもしませんでした。 

「ダーウィン賞」は、お馬鹿な死に方をした人に贈られるという由緒正しい賞です。なんで「ダーウィン」の名前が付いているかといえば(ダーウィンってのは進化論を発表した人ね)その進化論の基本コンセプトは「環境によりよく適合したものが生き残り、ほかは排除される」ってことに由来する。

つまり、お馬鹿な死に方をしたお馬鹿な人達は、人類にお馬鹿な遺伝子を残さずに死んじゃってくれてありがとう、ってわけで賞が与えられるのだ。なんてブラックな賞でしょうか。

ま、そんなわけで、お馬鹿な死に様が色々と取り揃えられてます。
http://www.darwinawards.com/ (公式サイト:もちろん英語)

たとえば、
「ウォルター青年は、大の歯科医嫌い。しかし、虫歯の激痛に耐えられず、友人に、あごを殴るように頼みます。あごを殴られることにより、歯痛から逃れられると思ったのです。でも誤算がひとつ。友人のパンチは強烈で、しかも精度が良くありませんでした。ウォルターは、頭を強打され、頭蓋骨骨折により死んじゃいました」(注:僕の脚色が結構入ってます)

「ガリー青年は、ハロウィンの仮装で、木綿の包帯を巻いて指先までグルグル巻いて、完璧なミイラ男となった。んで、タバコを吸ったら、包帯に引火。重度のヤケドをおった。南無~」

あと「枕元の電話の音で起こされた男が、受話器を取ったんだけど、それはたまたま枕元に置いてあったピストル。寝ぼけている彼は、ピストルを耳元にあてて引き金を引いちゃった」とか、んなアホな!と思える話、満載です。

でも「英語なんで、意味がよく分からない」って人もいるでしょう。僕もそーです。ダーウィン賞をまとめた本が出版されていますので、購入してみてはいかがでしょうか。

2001年に発行された「ダーウィン賞!―究極におろかな人たちが人類を進化させる」(講談社、1,400円)は既に絶版になってますが、映画化に併せて、復刻されました。

それが「ダーウィン・アワード 死ぬかと思ったインターナショナル」(アスペクト、1,200円)です。発行されたばかりなので入手しやすいのですが、ダーウィン賞大好きの僕から言えば、先に発行されてた講談社の「ダーウィン賞」を強くオススメします。すでに「ダーウィン賞」を持っている人は、「ダーウィン・アワード」は買わなくて大丈夫です。ただの劣化コピーですから。

なんといっても、「ダーウィン賞」は349P、エピソード数169。「ダーウィン・アワード」は160P、エピソード数98。原著は同じなのにページ数半減、収録されているエピソードも2/3ってどうよ。前書きの部分を比べてみると一目瞭然ですが文章が大きく削られています。新しいエピソードが追加されているかなぁと期待して購入しましたが、期待外れでした。

Amazonではプレミア価格で売られていますが、もし近所のブックオフで「ダーウィン賞」が売られていたら買ってみてはいかがでしょうか。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。