カテゴリー : 雑記

ブログ王にオレはなる!

 あけましておめでとうございます。
 2008年は個人事務所を立ち上げることもあり、いつも以上に頑張っていかな、と決意を新たにしているわけです。そういう訳で、今年は「文章を書く」ということにこだわった1年を過ごすことになると思います。

 ここ1、2年、自分の強みってなんだろ?何をすべきなんだろうか?と模索する日々が続いて、モヤモヤしていたのですが、「モチベーションは楽しさ創造」というブログ記事にこういう一文がありました。

自分ではたいした苦労もしていないと思っているのに、周りからそれ以上の評価を受けていること、周りから喜ばれていることが「強み」である。

もう、骨折り損のくたびれもうけにはならない!自分の成長に向けて より)

 そういう観点で自分の仕事を振り返ったときに、「強み」に該当するのが文章を書くことです。大変は大変なのですが、これは創作活動に伴う産みの苦しさなので、云わば前向きな苦労なわけです。僕にとって苦労ではあるけれど苦痛ではないのが、文章を書くことなのです。

 じゃあ弱みは何か?というと、上の強みと逆に、すごく苦労している割に報われていないこと、全然評価されないことになるでしょうか。僕の場合は、社内的な事務作業がそれに該当します。会社組織に属していますので、色んな書類を書いたり、然るべき人にチェックしてもらったり、チェックしたり、根回ししたりなんて事務的な仕事が発生しますが、それらをうまくこなせません。たぶん、大抵の人にとっては大した仕事じゃないんですよ。僕も自分でなんでこんな簡単な仕事を後回しにするのか理解に苦しみますが、苦痛なんです。

 会社組織に属している限り、それらの事務作業は発生します。避けられません。
 しかもそういった事務手続きがしばしば文章を書くことに悪影響を与えています。「あーあの書類をチェックしないとなー」なんてモヤモヤしながら、執筆に集中できるわけがありません。

 そこで一切の雑音が無い中で、文章を書くことだけに集中し、どれだけの成果に繋がるか、ということに挑んでみたいと思うようになり、それが今回の個人事務所設立に繋がっています。

 複数のブログ・Webサイトを運営し、そこでの収益だけで生計を立てていく!というのが目指すべきゴールなのですが、それだけでは安定収入には程遠いため、雑誌の連載、書籍の執筆なども視野に入れています。あと、企業サイトや広報誌に掲載するためのインタビュー記事の執筆なんてのも請けていこうと考えています。他にもアイデアベースではやりたいことはたくさんありますが、その都度、このブログでご報告していきます。

 日本中にライターは星の数ほどいるわけですが、ブログだけで生計を立てているライターは、たぶん両手で数えられるくらいしかいないはずです。アルファブロガーと呼ばれる人達の多くも、ブログだけでは生活していないと思います。 でも敢えてそこに挑んでいきたい。

 そんなわけで、「ブログ王にオレはなる!」

人生のタイミングでは、必ず河井継之助の言葉を思い出す

自宅にはあまりに読み過ぎてしまった為に、表紙がボロボロになってしまった本が3つ(正確には17冊)ある。

ひとつは、「銀河英雄伝説」(田中芳樹著:徳間書店:全10巻、外伝4巻)
次に、「競馬必勝本の新理論 バージョン8」(KKベストセラーズ)

そして、「峠」(司馬遼太郎著:新潮文庫他:上下巻)である。この3つの本は、僕の人格形成に大きく影響を与えているが、今回は、「峠」について語ってみる。

「峠」は、幕末を生きた長岡藩士「河井継之助(かわいつぎのすけorつぐのすけ)」の半生を綴った歴史小説である。
彼は、幕末の乱世において、長岡藩家老上席として、長岡藩を幕府にも薩長にも迎合することない武装中立の一都市に仕立て上げようとした人である。だが、血と戦を欲する時代の前に、彼は42才の若さで、その志半ばで戦場に散っていった。

彼の人為を徳富蘇峰の言葉を借りて表現してみると、
「継之助は、西郷隆盛と大久保利通と木戸孝允(←彼らを維新の三傑という)を足したより大きいとは言えないが、彼らを足して3で割ったよりも大きかった」

小国の一家老に、ここまでの評価を下されるというのは、かなり特殊なのではないだろうか。凄え。

実際の業績は、「峠」を参照していただくとして、僕が最も惹かれるのは、彼の行動力・判断力・決断力などなど、全て私には無縁な「力」を持っていて、それを駆使し得た、という事実。ほんと憧れる。

僕は相当に優柔不断な人間で、とにかく意志が弱い。ダメダメなんである。問題が起きれば、逃げ出したいし、巻き込まれたくない。でも、いい格好はしたい。そんな人間である。

それでも断固たる決意で、事態にあたらなくてはならない時が、年に数回やってくる。来年早々に退社し、新たなる人生を踏み出さん、としている今現在も迷いの中にいる。逃げ出したい。全部放り出したい、という誘惑が頭をもたげてくる。そんな時私は、迷いを吹き飛ばし、渇を入れてくれる、「峠」の一小節を思い出す。

これは、滅び行く徳川家のために一肌脱ぎたいという主君に対して、継之助が思索を巡らすというシチュエーションでのセリフである。もちろん継之助は無用なトラブルは避け、国力を温存したいと考えている。(新潮文庫版「峠」上巻:537P)

そんな甘さで、今後、時代の大暴風(おおしけ)のなかで藩の舵が取ってゆけるものか。
たとえば、こういうことだ。藩のためにもなり、天下のためにもよく、天朝も喜び、幕府も笑い、領民も泣かさず、親にも孝に、女にももてる、というような馬鹿なゆきかたがあるはずもない。
何事かをするということは、結局はなにかに害を与えるということだ。何者かに害を与える勇気のないものに善事ができるはずがない。(一部抜粋)

迷いの中にいる時、このセリフはガツンと効く。
(確かにこのセリフは、司馬遼太郎の創作であることは分かってるんですが、彼の生き様を見事に捉えたセリフと言えましょう)

ただこの考え方を拡大解釈しちゃうと、「自分が信念を持って行動すれば、多少の犠牲なんて気にしないぜ」となり、自己中が加速する恐れがあります。要注意。

ともかく「峠」は、私にとっては「竜馬がゆく」よりも体温が上がるアツイ作品です。ご一読あれ。

営業の人に逆ギレされた件

先日、会社に電話があった。
「新商品の商品案内をFAXで送りたい」という。よくある話なので、FAX番号を教えると、今度は「担当者名を教えてくれ」という。

「社の規定で、社内の人間の名前をお伝えすることはできません」
「担当者様に確実に届けるためにも、名前を教えてください」
「然るべき人間の手に渡りますので、ご心配なく」
「担当者の名前を教えていただけないと、送れないんですけど!!」

えー。逆ギレされてしまいました。
たしか、FAX番号教えてくれ、と言ってきたのはそちら様ですよね?ちゃんと教えてあげましたよ?
FAX番号だけでも分かっただけでよし、とすべきではないんですか?
精一杯良心的な対応を取ったつもりなんですけど?

結局FAXは送られてきませんでした。

営業の電話ネタで、もいっこ。
最近は減りましたが、リゾートマンションの営業も頻繁にかかってきてました。

とにかくしつこくて、要らないと言っているのに、同じ人間から2~3時間おきにかかってくる。業を煮やした弊社スタッフが、「このような営業の電話が頻繁にかかってくることが、弊社の業務の妨げになっているのが分からないのか?絶対にうちの会社が御社から話を聞くことは無いので、電話先リストに入っているのであれば削除していただきたい」と懇々と伝えました。「はい、分かりました」とその営業は答え、弊社内には安堵の空気が流れました。これであのうっとおしい営業の電話から開放される、と。

ところが喜びもつかの間、次の日からその会社から営業の電話がかかってくるようになりました。
今度は別の人間から。

おい!かけてくる人間を変えればOKってことじゃあないぞ。
ほんと社名を出したいくらい憤っています。いい加減にしてくれ。

笑熱大陸に見る、日本人の国民性の普遍性

・世の中どうしちゃったんだろうか?
 http://blog.kamikura.com/archives/60(kamikura.com Blog)

 とんねるずの「みなさんのおかげでした」12月13日放映分は、「笑熱大陸」としてTBSの「情熱大陸」のパロディ企画をやってました。ところが、それを真に受けている人がいたらしく、上記のブログ記事ではそのことについて触れられています。

 こうしたパロディものは、とんねるずの王道ともいえる企画ですので(仮面ノリダーもパロディですよね)、見る手としてはどれだけ(馬鹿馬鹿しく)パロれているかかをチェックするのが正しい見方とも言えますが、やはり信じてしまう人はいます。以前やった「葬式」なんてあまりに堂に入ったパロディぶりなので、しばらく半信半疑で見ていた記憶がありますが、案の定、信じてしまう人続出だったようで問い合わせ殺到だったようです。あれに比べれば、笑熱大陸はまだまだ甘いな、と思ったりします。

そういえば、盲腸で手術したときに嘘葬式をやってたけど、あれも爆笑したな。当時、それを本当だと思った人も多かったらしいので、最近どうかしちゃったというよりも、世間のお人好し加減は昔から変わってないのだろうが、こんな人たちはいろんな事に真っ先にだまされている人たちなんだろうね。

 先のブロク記事でもこのように締められていますが、思い出すのが、1976年に放映された「赤い運命」というドラマ。

 刑務所帰りの父を持ち苦労しまくってる健気な娘(山口百恵)と、何不自由なく育てられたイヤーな娘(秋野暢子)のふたりの女の子を軸にドラマが進んでいくんだけど、実はこのふたり、赤ん坊の頃、運命のいたずらで入れ替わっていたんですよ。
そんなことなど、全く知らない秋野暢子は、ドラマ中、山口百恵をいじめ倒していきます。

んで、プライベートで、秋野暢子が電車に乗っているとき、見知らぬおばさんが寄ってきて、「あなた、本当はあのうちの子供じゃないのよ」って親切にも教えてくれたそうです。おばさんの頭の中は、現実とドラマがごっちゃになっているのですな。

 Webが浸透して集合知がどうのこうのって言ってても、日本人のメンタリティってそんなに変わって無いのかもしれませんね。

一足早く大掃除

明日、テレビ局の取材がうちに来るということで、今日は朝からてんてこ舞い。
取材を受けるのは僕ではなくて嫁なので、気持ちは楽なのだけど、だからといって、大掃除の義務から解放されているわけではない。

たしかに家の中が荒れてきた、というか、モノが増えてきて何とかしなくてはいけないと考えていたところだっただけに、ちょうどいい大掃除のタイミングとなったわけですよ。

なんでこんなに本があるんだろ、というくらい本が溢れている。ひところに比べると読む数は減ったものの、やはり月に5、6冊づつは増えていくわけで、それが1年ともなれば、6~70冊に達する計算。そりゃ本もたまるわ。

近日オープンする予定の競馬本書評サイトのために、今までに集めた競馬本は100冊を超えるのだが、やはりこれを片っ端からデジタル化していかねばならないと決意を新たにした。

あと、デジタル機器のコードもなんとならんかなぁ。数が多い上に黒色ばかりでこんがらがる一方。伸縮自在の電源コードとかカラフルな電源コード(カラフルなLANケーブルはあるけど)ってないもんでしょうかね。

#追記(12月16日)

 取材終わった。12時半頃から始まり、全部終わったのが16時半。4時間か。嫁、ご苦労様。しかし使われるのは、1~2分、ということらしい。

 予想はしていたのだが、僕も出演した。そこが使われるのかどうかは分からないけど。ちなmに12月19日(水)のズームイン麻の7時40分頃の放送(予定)、どんな風になっているのでしょうね。くわばらくわばら。

ドリコムの光と影

ベンチャーじゃないとこから見たドリコム (京の路)
ドリコム退職にあたり(宮崎謙介⇒加藤謙介(@ドリコム)の誰にも見せないつもりの日記)

 期せずして同じ日に、ドリコム関係者2名から記事をアップされた。

 実際の記事を読んでいただきたいのだが、僕はこれをどのように判断すればいいのだろう。真武氏の「大ジョブっすよ」、加藤氏の「人を大切にできないトップは頭から会社を腐らす」、共に自身が感じていることなんだろうと思う。 真武氏は開発チームで、加藤氏は人事、職種や役職で受け取る会社の内実は大きく隔たりがあるのだろう。

 加藤氏の言葉は切ない。
 ドリコム社長がお父さんで、加藤氏がお母さん。加藤氏が集めてきた新卒の社員が幼い子供だとすると、離婚して出て行くお母さんが「ここのお父さんは腐ってる」と捨てせりふを残して去っていくようなものだろうか。

 残された子供達はどう思うだろうか。
 「お母ちゃん、そりゃないよ。お母ちゃんはもう縁が切れるからいいけど、僕達はそのお父ちゃんとこれからも暮らしていかないといけないんだからさぁ」

 それを見ていた長兄の真武君は家を出て行っても普通に食っていけるので、「僕は全然大ジョブっすよ」と言っている様な感じ?

たまひよ2007名前ランキングは壮大な釣りなのでスルー

たまひよ2007名前ランキング

 今年生まれた子供の名前ランキングがベネッセから発表されてます。
 もっとも調査対象が、「たまひよの直販商品をご利用いただいたお客様」ということで、実際の戸籍データに基づいた統計データではない、ということはまず注意しておきましょう。

 んで、気になるランキングなんですが、

  男の子 女の子  
1位 大翔(ひろと) 陽菜(ひな) 1位 
2位 悠斗(ゆうと) 葵(あおい) 2位
3位 颯太(そうた) さくら 3位
4位 翔太(しょうた) 結衣(ゆい) 4位
4位 蓮(れん) 結菜(ゆいな) 5位
6位 悠人(ゆうと) 美羽(みう) 6位
6位 優斗(ゆうと) 凛(りん) 7位
8位 優太(ゆうた) 美優(みゆ) 8位
8位 大輝(だいき) 優奈(ゆうな) 9位

他にも、24位「流生(るい:流浪するみたいでイメージ良くなくない?)」、29位「心音(ここね:普通に「心音」って医療用語があるので微妙じゃね?)」、83位「昊(そら:こういう漢字があることを初めて知った。夏の空という意味らしい。パッと見、臭みたいだけど)なんて、眩暈がしそうな名前がズラズラと並んでいます。いいのか、これ?

 さて、1位からして読み仮名を振ってもらわないと読めない名前なんですが、本当にこういう一発で読めない名前が増えたら嫌だなぁと個人的に思います。語感重視で、文字に込められた意味をないがしろにしてるような感じがしてちょっとね。

 ちなみに、このランキングを見ると、実は男の子1位の名前でも、占有率は0.69%、女の子1位は0.87%しかありません。つまり1位の名前といえども、100人に1人いない計算になります。1学年に1人くらいは大翔君がいるかなぁくらいの占有率ですね。90位くらいになると占有率0.1%程度で、1,000人に1人いるかなぁくらいの占有率になってしまいます。

 1位から90位くらいまで足しても占有率は20%程度ですので、どんだけ名前が多様化してるんだよ、という感じですね。こういうときって、上位2割が全体の8割を占める、みたいになるのが常なのに。なので、このランキングを見て、DQNっぽいネーミング多くない?と嘆いている方はご心配無用です。(もっとも残り80%に、90位くらいまでの名前が可愛く見えるほどのとんでもないDQNネームが隠されている可能性は否定できませんが)

 かく言う僕の名前は、4月10日の春ド真ん中に産まれたんで、正春、
 まさに春!ですわ。・・・安直すぎないか、親よ。でもまぁ、この名前で嫌な思いをしたことないんで、その点では親に感謝しています。

インタビュー記事をまとめやすい企業ほど良い企業である説

 現在、先日デジパの取材記事をまとめているのですが、実にまとめやすい。インタビュー記事は多かれ少なかれ苦労はつきものなんですが、今回のケースに限れば相当、楽です。

 もちろん取材を受けてくれた人が、無口というよりは、立て板に水の如く雄弁に語ってくれた方がまとめやすかったりするのですが、必ずしも雄弁さと語っている内容の濃さが正比例するとは限りません。

 2時間くらい語っていただいたのにも関わらず、後で取材音声を書き起こしてみると、スカスカな内容や矛盾だらけということも結構あります。取材中は、その勢いやスピードに圧倒されて、もっともらしく頭に入ってくるのですが、取材を終わってその場を去った瞬間に何を語ったのかまるで印象に残っていない、ということもあるのです。

 たとえ口数が少なくても、生懸命に考えて自分の言葉で伝えようとしている人は、やはり心に響いてきます。(語っている内容の絶対量が少ないので、まとめるのが大変だったりしますが)

 色んな企業をインタビューをしましたが、インタビュー記事をまとめやすい企業は、良い企業ではないかという結論に至りました。ここでいう良い企業というのは、事業規模が大きい・歴史がある、ということではなく、従業員が生き生きと働いているという意味合いです。特に社長以外の人がインタビューを受けた場合、その人がきちんとその企業のビジョンや歴史を語れるというのは良い企業で働いている証拠です。

 一方、自分の会社のことにも関わらず情報があやふやだったり、自信無さげだったら、企業のビジョンがその人に息づいていないということになります。特に取材相手の指定をしない場合、取材を受ける人は管理職以上の方がほとんどですので、それだけ偉い立場の人が会社のことをしっかり語れない、ということはそれだけ会社のバックボーンが弱い、ということになってきます。あるいは、会社の情報に精通していない人材が取材を受けるという人材の層の薄さも示しています。

 その点で言えば、デジパの加藤さんは立派に会社のビジョンを話されていました。話されている内容に首尾一貫していましたし、Web業界と真剣に向き合っている印象を受けました。(自身のブログを持っているということも大きいのかも)

 もし会社の説明会を受ける機会があるのなら、その音声を録音して、後日聞き直してみることをオススメします。その場では分からなかったことが見えてくるかもしれません。  

サービスプロバイダー(笑)

こないだ東急バスに乗っていたら、案内のアナウンスが流れた。

「一日乗車券を車内にて販売しています。お求めの方はサービスプロバイダーにお声がけください」

サ、サービスプロバイダー!?な、なんですか、それは。

プロバイダーっつったら、ネット接続業者しか思いつかないが、ここではどうやら運転手のことらしい。

「普通の運転手とはひと味違うぜ、一流のサービスを提供しますよ!」という意気込みをヘンなカタカナ語に託していると思うのだが、そのアイデアには乗客の視点が圧倒的に足りてない。その心意気は買うけども、運転手、乗務員で十分なんじゃないか。蔑称って訳でもないし。乗客の頭上に「?」マークが浮かぶような名前はどうかと思う。

もいっこ、転職系メールマガジンから。
「コーディネーター/ステージキャスト」という職業からどのような仕事を想像できるだろうか?
これは引越業の募集職種である。前者がいわゆる営業で、後者が実際の引越し作業を行なう作業員のことだ。分かりづらいなんてレベルを超えているよね。「わ!ステージキャストってカッコイイ!働きてぇー」と感想を持つ人間がどれだけいるのか、という話だろう。

ウラを取れ!

 もう15年ほど昔の話。僕はパズル雑誌の編集部に在籍していました。 

 さて、パズル編集者の仕事に「ウラ取り」があります。これは作家さんから送られてきたパズルの原稿(特にクロスワード)に書か
れている内容が事実がどうか確認する作業です。キー(※)の文字の誤植自体が問題を解くことに致命的なダメージを与えることは少ないのですが、キーの中身自体に誤りがあれば、最悪そのパズルを解くことも困難になります。
(※:キーというのは、クロスワードにはつきもののヒントの短文のことです)

 作家さんから送られてきたクロスワードのキーでこういうのがありました。

「今話題の近鉄のエース、○○選手」

 ○○に入る言葉は「のも」だったんですが、ちょうどこの頃、野茂選手と近鉄の間がギクシャクしていて、野茂選手は大リーグを目指すという話も出ていました。その当時は、現役日本人選手が大リーグにいくなんて夢のような話だったのでこのキーは手を付けずにそのまま掲載しようかとも思いましたが、この問題が掲載された雑誌が発行されるのは3ヶ月後。ひょっとして野茂選手が近鉄に在籍していない可能性もありましたので、次のようにキーを変更しました。

「トルネード投法といえば、○○投手」

 そして3ヶ月後、野茂選手はドジャーブルーのユニホームを着て大リーグのマウンドに立っていました。
 ふー、危なかった。現行のキーのままなら、アウトでした。作家さんは、結構旬の話題をキーに盛り込んでくるので注意が必要です。