カテゴリー : マンガ・アニメ

仮面ライダーWとダイの大冒険の相似性を数えろ

 ここ数年の傑作の誉れ高いシンケンジャーの後を受けたゴセイジャーがあまりにもアレなんで、仮面ライダー Wにかかる期待がますます高まる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 4月25日放映分(第32回)は、Wがキカイダー00エクストリームにバージョンアップするという重要なエピソードでもありました。おやっさん(吉川晃司)の歌をバックに、フィリップが運転するバイクに翔太郎が乗ってるシーンなんてゾクッとしますね。なんつーか対等のパートナーになったんだなーって。

 そんな仮面ライダーWの脚本を手掛けるのは三条陸氏です。三条陸氏の代表作と言えばやはり「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」(以下、ダイの大冒険)。少年漫画の王道として、ダイの大冒険は少年達のハートをガッチリわしづかみにしました。僕もわしづかみにされたクチです。その影響力はいまだに健在で、かませ犬の代名詞としてクロコダインの名前はよく引き合いに出されますしね。

  そんなダイの大冒険ですが、仮面ライダーWの配役と合致する部分が多く、同じ作者なんだなーと実感します。んなわけで、仮面ライダーWとダイの大冒険の登場人物の相似性をあげてみましょう。

  ダイの大冒険で言うと?  共通項
左 翔太郎 ポップ 一般人。甘ちゃん。お調子者。ヘタれ、でもやるときゃやる。
フィリップ ダイ 人間+αの異能者。世間知らずで天然。生真面目。
鳴海 亜樹子 マァム+レオナ ヒロイン。ツッコミ役。精神的支柱。
照井 竜 ヒュンケル プロフェッショナル。一匹狼。身内を敵組織に殺された。クールと思いきや案外激情家。
鳴海 荘吉 アバン カリスマ性溢れる指導者。敵組織に殺される。(アバンは死んでないけど)

 アバンの使徒5人のポジションが、主人公側にうまく割り振られています。ゾクゾクするねぇ。
 ダイの大冒険でのWヒロインとは異なり、ひとりヒロインの鳴海 亜樹子ですが、翔太郎に対する時はマァム的な接し方、フィリップにはレオナ的な接し方と一人二役的な立ち振る舞いを見せているのも注目ポイントです。
 またアバン的なポジションである鳴海 荘吉ですが、彼と昔馴染である尾藤が翔太郎を高みに導くキーパーソンとして出てきたのは、まさにアバンと旧知の仲だったマトリフがポップを鍛えたエピソードと類似していますね。
 んで今は謎の存在である、シュラウドですが、フィリップとは浅からぬ縁がありそうですので、この先バラン的なポジションになっていくんでしょうか。
 次に敵側。

  ダイの大冒険で言うと? 共通項
園咲琉兵衛 バーン 黒幕。圧倒的な力。部下を信用せず、コマとしてしか見ていない。
園咲冴子 サボエラ 権謀術数大好き。保身のためには平気で仲間を裏切る。 
園咲若菜 ミストバーン 黒幕が心を許してる唯一の部下。
園咲霧彦 ハドラー 敵組織幹部だけど、首領とは袂を分かつ。主人公達と心を通わせたあたりで死ぬ。
井坂深紅郎 キルバーン 敵組織内にあって、独自の存在。何を考えているのか分からないが相当な実力者。
 

 敵側はダイの大冒険よりも複雑な構造になっています。直線的で分かりやすいキャラが大半だった魔王軍に比べ、園咲家は曲者揃いなので、魔王軍とは趣がかなり異なります。むしろ敵の構造は、冒険王ビィトの魔人に近いかもしれません。園咲琉兵衛が後継者として考えているっぽい若菜姫に関してはこの先二転三転ありそうですが、最終決戦あたりに主人公側に寝返りそうな気がします。

余談:
 仮面ライダー WのOPは「W-B-X」ですが、もちろん歌詞にある通り、”W Boiled eXtreme”の略でもいいんですが、”W Be eXtreme”(Wがエクストリームになる)という意味も含まれているんじゃないかなと。んなわけで、Wがエクストリームに進化した第31・32話のサブタイトルが「風が呼ぶB」と「B」が使われたのは偶然じゃないと思うよ。んで、エクストリームに進化するきっかけになった「ビースト・ドーパント」の「B」だけではなく、黒幕でもあった鈴子の愛称ベルの「B」にもかかっていたという小技も効いてますな。

 ウェザーあたりの中ボスとの戦いでエクストリームに覚醒して欲しかったなーと思いつつ、パワー系ドーパント+攻撃補助系ドーパント、という抜群のコンビネーションを繰り出す敵だからこそ、それを上回るコンビネーションとして身も心も一つになったエクストリームの必然性が出てくるんだよね、と思うことにした。

ワンピース57巻で回収された伏線のあれこれ

ここから先、57巻の内容について触れています。未読の人はお気を付けください。

 マリンフォード編も佳境を迎え次巻が待ち遠しくて仕方が無いのですがそれはさておき、57巻で明らかになったことが多々あります。

覇気は全ての能力者に有効

 まず覇気をまとった攻撃はたとえ自然系であっても能力者にダメージを与えることができる、ということがはっきりとしました。それまでもそういったニュアンスは描かれていましたが、57巻でははっきりとそれが明示されました。

 白ひげ海賊団1番隊隊長のマルコvs黄猿戦では、マルコのオーバーヘッドキックが黄猿に決まっています。また3番隊隊長ジョズも自然系能力者であるクロコダイルにタックルかましてダメージを与えています。
 なおその前にクロコダイルが白ひげに襲いかかりましたが、ルフィによって阻止されました。このときルフィの脚が水に濡れている描写があったので、まだルフィは覇気をまとって攻撃することが自覚的に出来ないことが分かります。スモーカーにもJET銃乱打が効いてませんでしたしね。
(インペルダウンに向かう戦艦の中でハンコックに覇気の使い方をレクチャーしてもらっていたんじゃないかなーと思っていたのですが、どうやらそれはなかった模様)

 決定的なのは、ハンコックが自然系能力者のスモーカーに蹴りをかましています。このときに「煙のおれに攻撃を!?」と狼狽したスモーカーでしたが、その後「九蛇の覇気か」とつぶやいています。これで覇気がいかなる能力者にも有効であることが確定ですね。

 覇気が能力者に有効というのは、それまでの話の中でも、匂わされていました。52巻でルフィが戦桃丸の打撃にダメージを受けています。「なんであいつの打撃ルフィに効くんだ?!」とチョッパーが驚いていますが、戦桃丸は能力者でないことを明言していますので、これも覇気によるものだと推察できます。同巻に冥王レイリーが黄猿に直接的なダメージを与えていますのでこちらも覇気によるものでしょう。

 実は45巻でもすでに覇気の有効性が暗示されています。エニエスロビーを脱出したルフィに祖父のガープが会いにやってきます。寝ているルフィをガープが殴るんですが、ルフィはダメージを受けています。サンジは「パンチだぞ、ゴムに効くわけ(ない)」と驚いていましたが、これもガープのパンチが覇気をまとっていたと考えると納得できます。このシーンは単なるギャグパートではなかったわけです。
(何度もナミがルフィを殴っている描写がありますが、これも実はナミが無自覚に覇気を使っていた、なんてことはあるかな?)

 CP9メンバーが覇気を使っていなかった、というのも気になるところですよね。まさか覇気を知らないってこともないでしょうし、あの戦闘力から言っても覇気を習得できると思うんですが。覇気は生まれ持った資質が関係してくるとか、かなぁ。

ロボットが悪魔の実の能力を使えるか?

 バーソロミューくまが完全に人間兵器になってしまった、とドフラミンゴは語っています。改造人間(サイボーグ)ではなく、ほぼ機械化されているにも関わらず、生前(と言っていいのか)のくまが使っていたニキュニキュの実の能力は健在です。ということは無生物が悪魔の実の能力を使っていることになります。

 とここで、思い出されるのが、アラバスタ編に出てきたバロックワークスのMr.4。彼の愛銃である「犬銃ラッスー」は、イヌイヌの実を食べた「銃」。元々は無生物だったわけです。偉大なる航路の新技術で、物でも悪魔の実は食えるんだ、とミス・メリークリスマスは説明していますが、その技術を開発したのが海軍本部のDr.ベガパンクです(45巻で判明)。

 バーソロミューくまを改造したのも、Dr.ベガパンクですので、物に悪魔の実の能力を食わせる、という技術が応用されたのも想像に難くありません。(もっともどれくらい改造されているかは不明なので、脳がそっくり機械に置き換わっているわけではないかも)

 バーソロミューくまと言えば、大量に出てきたパシフィスタ軍団ですが、元々は人間を改造したものでゼロベースからあれを作ることはできない、とフランキーが言っているので(52巻)、なぜ同型の人型兵器が大量に作れたのか、というのは次巻以降の謎ですね。

 色んな謎が解決しながら、同じ量の謎を残しつつ、麦わらの一味の冒険は続きます。次巻は6月でしょうが、それまで悶々とした日々もまた続きます。

誰か大事な人を忘れていませんか?

号泣した漫画を語るスレ (【2ch】ニュー速クオリティ)

 2ちゃんねるで、号泣した漫画を語っている。
 ワンピースのチョッパーやメリー号、スラムダンクの山王編、ダイの大冒険のポップ、ほんとによく分かる。僕もそれらで泣いたクチだ。

 ただ、もっと泣けるシーンを忘れていませんか?って話だ。

 僕が今までに号泣したのは、ウイングマンの最終話、あおいさんが健太にさよならを告げるシーン。「あおいさん」とタイピングするだけで目頭がアツくなってくる。

 あの頃の中学生はみんなあおいさんに恋をしていたのではないだろうか。それくらい大きな存在だった(と思う)。あんなお姉さんが近くにいればいいのに、とドリムノートがあれば真っ先に書き込むだろう。

 最終巻におけるガルダンとの死闘、帝王ライエルとの巨大戦、因縁のキータクラーとの最後の戦い、そして全ページに綴られる「あおいさん生き返る」の文字。畳み掛けるような終盤のクライマックスの連続。

 宿敵ライエルを倒し、ホッとしてたのは漫画の中の人間だけじゃなく僕たちもそうだった。そこで、突然の不幸に襲われた健太の狼狽はすなわち、読者の狼狽でもある。しかし、あおいさんは健気に振舞う。最後の最後まで、お姉さんとしての存在を全うする

 だからこそ、思い切りホロ苦いハッピーエンドが胸に迫ってくるし、あおいさんには本当に幸せになってもらいたかった、と心からそう思う。初恋は叶わないというが、この時期ほとんどの男子中学生は到底叶わない初恋に身を焦がしていたのである。

百獣王ゴライオンの公式サイトが神過ぎる

 日本で1981年に放映されていた「百獣王ゴライオン」が、2008年にハリウッドで映画化されることになっています。公開を待ちきれない大きなお友達のために、ゴライオンスニーカーがリーボックから発売されていることは先にお伝えしたとおりです。(参考記事
 その公式サイトがあまりに神がかっているので併せてご紹介します。

まず公式サイトにアクセスすると、のっけからこの画像がお迎えしてくれます。



 これは噂のゴライオンスニーカー! そんなにプッシュされていたなんて。

 他のコンテンツも、グッズ紹介が主で特筆すべきことはないのですが、右上の「SELECT BACKGROUND」を「レッツ!ゴー!ライオン!」の叫び一閃、ポチッと押してみると、そこにはめくるめくゴライオンワールドが待っていました。


 
アダルト空間にただならぬ存在感を示すゴライオン歯ブラシ


 
永遠の誓いをそっと見守るゴライオンペン
(※この用紙は、結婚証明書)


 
できるビジネスマン御用達のゴライオンバッグ。

 

さぁ、映画化に向けて盛り上がってまいりました!

百獣王ゴライオン スニーカーが出ているらしい

Reebok Voltron Pack

 米国で百獣王ゴライオン(米国名、Voltron)のスニーカーが出ているらしい。全5種類、貧相なフィギュア付き。(ネタ元:GIZMODE JAPAN
 しかもリーボック製。なにやってんの、リーボック(褒め言葉)。2008年にはハリウッドで映画化されることになってますので、それを見越した商品なんでしょうが。
 売っているサイズでいちばん小さいのが「8」。USの靴サイズ「8」ってことは、日本で言うところの「26.0 cm」じゃないですか。なんてこったい、大きいお友達用の商品だったなんて。子供用にしては値段が高いと思ったよ。ちなみに5種類の価格は以下のとおり。

124.99ドル(約14,300円)
134.99ドル(約15,400円)
79.99ドル(約9,100円)
79.99ドル(約9,100円)
99.99ドル(約11,400円)

(1ドル=114円で換算)

なにこのあからさまな価格格差は!
たしかに形状がそれぞれ異なっていることもあるにしろ、ここまでの価格差になるなんて。面白いのが、主役の黒ライオンより、赤ライオンの価格が高いこと。なんでだろ。

 ちなみに、5つ揃えればちゃんと合体しそう。5体合体といえば、ゴライオンはオンエア時の初合体はたしか5話目だったような気がします。リアルタイムで見てた頃、番組が始まって1ヶ月も経つのに合体しないなんてどうよ?って憤った記憶があります。(同様のもどかしさは、ゲッターロボ號でも味わいましたが)

 あと主題歌。魂が奮い起こされるようなオープニングテーマなんですが、ずーっと「Give Up Say!」と信じていた歌詞が実は、「ギブアップせい!」という、あんさんどこの組の人でっしゃろと突っ込みたくなるような歌詞だったことが最近判明しました。日本は平和です、姉さん。

#全くの余談ですが、Wikipedia英語版の「Voltron」の項目が無駄に充実しててド肝を抜かれました。

#追記(1月7日)
社内から価格差についてツッコミが入りました。

ポンプフューリーが高くて、ポンプオムニ、ランニングシューズと価格差があるのは当然ですよー
黒と黄(ポンプオムニ)で値段が違うのは、多分、黒がオールレザーで、黄は一部ナイロンだからじゃないですかね。
ポンプはリーボックの技術ですからねー
NIKEのAIRみたいなもんです。AIRが入ってないランニングシューズが一番安いのは当然なわけです

なるほど。値段の差は、人気の差ではなく、純粋に商品の違いから来るものなのかぁ。奥が深いな、スニーカー道。

万能だけど万能じゃないそんな泥臭さが好きさマジンガーZ

幼い頃に、「マジンガーZ」に出会えたのは、僕にとって最高に幸せなことではなかっただろうか。このアニメが、僕の感受性にいくばくかの影響を与えているのは間違いない。少なくとも、マジンガーZに出会った僕は、マジンガーZに出会えなかった僕よりもはるかに、面白い人間になっているはずである。

1972年放送開始ってことは、僕は2才である。たぶん、リアルタイムで見ていたかどーか、ちょっとアヤシイ。再放送だったのかもしれない。マジンガーZは、人間が搭乗するタイプの初(たぶん)ロボットアニメであり、その後のロボットアニメに多大な影響を与えた。 マジンガーZは、地球上で最も硬い超合金Zで身を包み、夢のエネルギー光子力で動き、しかも全身武器のカタマリ。胸部放熱板から発射されるブレストファイヤー、敵を追尾し飛んでいくロケットパンチ、口からは強酸を含む強風ルストハリケーン、目から放たれる光子力ビーム、兜十蔵博士は孫の兜甲児に、「マジンガーがあれば、神にも悪魔にもなれる」といい残し、息を引き取った。それほど完成度の高いロボットだったのだ。

対するドクターヘルの機械獣軍団は、性能でマジンガーに劣る。超合金Zも光子力も持ってないので。そこで、ドクターヘル&配下のアシュラ男爵などは姑息な作戦を使って、マジンガーを倒そうと画策する。(アニメと漫画版のエピソードがごっちゃになっています)

1:主人公の家を夜襲。
マジンガーがいかに強力でも、搭乗者は生身の人間。搭乗前に殺ってしまえばマジンガーはただの鉄のカタマリ。ってことで、搭乗者・兜甲児の自宅に夜襲をかけるものの失敗。その後、兜甲児はマジンガーを置いてある光子力研究所に居候の身となり、身辺警護をしてもらう。夜も安心。

2:主人公を狙い撃ち。
マジンガーを上空に持ち上げ、落としてしまう作戦。マジンガー自体はその衝撃に耐えられても、兜甲児は生身の人間。その衝撃に耐えられないはず。たしかに一回目の作戦は成功し、兜甲児は大ダメージを受ける。しかし、その後、衝撃にも耐えられる戦闘服が完成。ある程度の衝撃には耐えられるようになる。

3:マジンガー、水中は苦手。
陸上戦では無敵を誇るマジンガーですが、水中戦は不得手なことが判明する。光子力ビームは乱反射のためまっすぐ飛んでいかないし、ブレストファイヤーも威力半減。
しかも水中では、思うように動きがとれない。そこで、アメリカより光子力研究所所長弓教授の親友スミス博士が来日、マジンガーを改良する。足の裏に、水中用の推進装置を内蔵。光子力ビームも改良され、水中戦もオッケーに。

このように、敵もあの手この手を使って、マジンガーのウィークポイントを狙ってきます。万全に思えたマジンガーも実は、完璧ではなかったのです。しかし、苦戦はするものの、その都度、ちょっとした改良を加え、なんとかその弱点を克服してきました。 しかーし、ここで大弱点が判明。

マジンガーZは、空を飛べないorz

リアル系ロボットでは、単体で空を飛べないロボットというのは結構存在します。ガンダム、サブングル、エルガイムなどなど。しかし、スーパーロボット系ロボットで空を飛べないのは、マジンガーZくらいのものではないでしょうか。その弱点にいち早く気付いたドクターヘルは、配下のブロッケン伯爵に、空飛ぶ機械獣軍団(分かりやすいネーミング)を与え、マジンガー攻略にあたらせる。

んで、1、2ヶ月ほど、マジンガーの苦戦が毎週続くわけですよ。さすがのマジンガーも攻撃が届かない上空からの攻撃には手を焼きます。見ててハラハラするくらいの辛勝っぷりで、子供ココロにも、「やべーよ、マジンガー、このままだと負けちゃうよ。空飛ばなきゃ、空!!」と手に汗握ります。マジンガーが空を飛ぶ!ってのが、シリーズ中盤のカギを握っていました。 そんな中、テレビくん、テレビマガジンのよーな、子供向け雑誌には、「ジェットスクランダー」なるものの存在がリークされます。 「こ、これは、マジンガーの新兵器?!」「マジンガー、飛べるん?」 時を同じくして、テレビでは、来週あたり負けちゃうよってくらいには、マジンガーが追い詰められています。

さぁ、盛り上がってきました。
そして34話では、ついに「ジェットスクランダー」の開発が行われていることが明らかになります。「ジェットスクランダー」は、マジンガーの背中にカチャッと合体する飛行マシンだったのだ。これで飛べる。着々と開発が進められていきますが、ドクターヘルも手をこまねいているわけではありません。開発中のジェットスクランダーに攻撃を仕掛けてきます。

ガーン!!ジェットスクランダーが、破壊されてしまった・・・。

あああ、、、ジェットスクランダーが、、、テレビの前の、何千万人の子供の悲鳴が聞こえてきそうです。おそらく泣き出した子供もいたでしょう。僕は泣きませんでした。正義を信じていたからね!

高笑いするドクターヘル&ブロッケン伯爵。ちょっと悔しげなアシュラ男爵。 が、破壊されたのは、実はダミーであったことが判明。本物は、ちゃっかり完成したのでした。僕もこぶしで涙をぬぐいます。泣いてなんかないやい。
とはいえ、完成したばかりでテスト飛行すらしていません。こうなればぶっつけ本番で試すしか!(この「ぶっつけ本番」って、ロボット系では王道。新兵器は切羽詰った状況下で、大抵テスト無しに投入されます)

「行けるかね?甲児君」確認する弓教授。
「お願いします。弓教授」覚悟を決める兜甲児。

そして、ジェットスクランダーが、大空に発射! ここで挿入される挿入歌名は「空飛ぶマジンガーZ(唄:水木一郎)」!!「♪3・2・1・0・発射!! 大空はばたく紅の翼 その名はジェットスクランダー。

大空を舞うジェットスクランダー、それにタイミングを合わせジャンプするマジンガー。大空で、合体!(スクランダークロス)。ついにマジンガーが翼を手に入れました。大空を舞うマジンガーは、今までのお返しとばかりに、ぶっちぎりの強さで、空飛ぶ機械獣を撃破した。 いかん、目が潤んできた。おそるべし幼児体験。それほどまでに、このカタルシスは、筆舌に尽くし難い。

次シリーズ「グレートマジンガー」でも、中盤のパワーアップで「なんとかブースター」を開発したり、次々シリーズ「グレンダイザー」でも、同様に「なんとかスペーサー」が出てきたりするけど、この「ジェットスクランダー」登場のインパクトに勝るものはない。 孫悟空が、超サイヤ人になるくだり(クリリンを殺された怒りで超サイヤ人に変化する)は、やはり同様のカタルシスを感じるけど、超サイヤ人2、3、4(4はアニメ版だけ)になるに及んでは、全くカタルシスを感じないのと同じである。

やはり、二番煎じ三番煎じの感動は、最初の感動に遠く及ばないのである。 話を戻す。ジェットスクランダー登場に合わせ、「空飛ぶマジンガーZ」という挿入歌が用意されていることからも分かるように、マジンガーが空を飛ぶってことがいかに重要なイベントだったか分かる。ほんと、全国数千万人の子供達が切望していたのよ。

うーんと、「ジェットスクランダー」の造形についても、記しておこう。単独飛行時は、∧状なんだけど、合体すると翼が可変して、∨状になる。かっこえー。あと、翼から発射される手裏剣っぽい武器の名前が「サザンクロスナイフ」。もう一度「サザンクロスナイフ」。うーん、この語感がなんとなく好き。子供ができたら、「サザンクロスナイフ」って名付けちゃおうかな。

この後も、ロケットパンチにアイアンカッターという刃が付加されたり、ひじ部分からドリルミサイル、耳から冷凍ビールが出たり、ホバーパイルダーがジェットパイルダーに変わったり、などのマイナーチェンジが施されることになる。 実は、マジンガーZは、子供月刊雑誌に情報をリークしていた関係上、1ヶ月に1回(4話に1回ってことね)は、なんらかのイベント(新武器、強敵、新キャラなど)が仕込まれていたのである、なーんてこともオトナになって知ったことだった。

そんなオトナな事情をまーったく知らない無垢な少年だった僕の夢は、ジェットスクランダーをくっつけ、空を飛ぶことだった。作文にも、「おおきくなったら科学者になりたい」って書いたっけ。ああ、ノスタルジー。 というわけで、ネットの空を雄雄しく飛び回りたいという夢を託してこのブログに「ネットスクランダー(NetScrander)」という名前をつけたのである。