カテゴリー : 2009年 9月

世界の旨いもの50選に、ラーメン二郎が入っている件

The 50 best foods in the world and where to eat them

 英ガーディアン紙のサイトで「世界の旨いもの50(&それを食べられるところ)」が発表されていて、その中に、寿司が25位にランクインしているのは、まぁ妥当としても、50位にラーメン、しかも食うところとしてラーメン二郎が紹介されていて、ビックリした。

50. Best place to eat: Ramen
Ramen Jiro, Tokyo
“People in Japan always say ramen (Japanese noodle soup) can’t be this and can’t be that. Ramen Jiro is very non-traditional, in your face, take it or leave it. You either love it or hate it, but people who like it are good people. It’s got pork, it’s got cabbage, it’s got garlic, and the sauce is sweet. It’s gnarly. There are several branches; my favourite is the one near Keio University.”

 ラーメン二郎は伝統的なラーメンではなく、好き嫌いがはっきり分かれる。いくつかの支店があって、僕(この記事を書いた人)が好きなのは、慶応大学前の三田本店だよ。

 みたいなことが書いてありますな。
 ラーメン二郎のラーメンが異端であることは分かった上で紹介してんのね。これを書いた人はよっぽどラーメン二郎がツボにはまった模様。店舗を指定してるってことはラーメン二郎を何件か食べ回ったんだよね。

ライフスタイルを提案するってことはこういうことなんじゃないかなぁ

 ユニクロで「KMミリタリーカーゴを買おうとしたのはいいけど、合わせられる靴が無いなー。

 やっぱりごっついブーツなんかなーと思ってググってみたら、「カーゴパンツ 靴」で検索してる人って結構いるんだ。みんな迷うってことですかね。

カーゴパンツでググってみた

 僕みたいなオシャレ足軽(何?それ)な人間も結構いるってことで、「カーゴパンツ」でググると、「カーゴパンツに合う靴はここ!」見たいな感じにリスティング広告が表示されると迷わずクリックしそう。

 服装のジャンルでググると、「××(服のジャンル名)に合う靴はこれ!」みたいな感じで、服そのものの広告ではなく、コーディネートを提示するみたいなリスティング広告はいかがでしょうかね。

 「ジーンズ」でググるとリスティング広告がすごいわけですよ。でもあんまり目はいかない。だって迷ってないもの。お気に入りのブランドはあるし、まぁ後はどこで買おうかな、くらい。

 でも「ジーンズ 靴 色」で検索しているときはすごい迷っている。ジーンズに合う靴の色って何色かねぇって。しかしリスティング広告には何も表示されない。「ジーンズに合う靴色を各種取り揃えております」みたいに提示されれば迷わず飛びつくのに。

著者の立場から補足説明 → 本を書くことについて、読者が知らない8つの出版業界事情

【ビジネス】本を書くことについて、読者が知らない8つの出版業界事情 (B u s i d e a)

僕は現在まで共著も併せて4冊の本を書いています。

その経験を元に、上の記事に著者視点で補足してみます。

★著者は、出版社から自著を定価の80%で買える

たしかに買えますね。「Webマーケティング成功の法則75」のときは書籍を会社の販促ツールとしても使うということだったので、翔泳社さんから数百冊単位で購入したはずです。それくらい大量一括購入となると、費用も馬鹿にならないので、出版社から直接購入しました。8掛けだったかどうかは覚えていませんが、定価よりは安かったはず。

★でも、定価の100%で書店から買う著者さんも。理由は・・・

僕も自著を購入する機会がありますが、そのときは出版社からではなく、Amazonなどのネット書店で購入します。
Amazonで買う→売上ランキングが上がる→ランキング上位に入ると露出が増える→本が売れる、
という好循環を期待してのことです。まぁ数冊買ったくらいではなかなかランキングは動きませんけども。

★著者の印税は10%出たらスーパースター級

僕の場合は、ぶっちゃけ8%です。秀和さん、翔泳社さん共にそうでした。会社に属していたときは、その8%を会社と折半して貰ってました。執筆は主に業務時間外にやってたんで、印税貰っても割に合うかどうか。
んで現在フリーライターになったので、印税は丸々貰えますが拘束時間を考えるとビミョー。WordPress本の場合、がっつり6ヶ月かかってます。偏執的なほど色々と調べ上げて執筆したので、それくらい時間がかかっています。初版2千部なんで、2730円×2,000部×0.08で、43万6800円。そこから源泉徴収されて、39万3,120円が手元に入ってきますが、月給に換算すると、65,520円と、よっぽどコンビニや居酒屋でバイトした方が割がいいという悲しい現実が待っています。

★取次が持って行きすぎ

この辺の事情は色々とありますしねぇ、と現状を嘆いてばかりしても仕方が無いので、著者側が何らかのアクションを起こさないといけないとは思います。ネットもあることだし、既存の出版ビジネスに頼らない収益の柱も十分に構築できるのでは。そういった意味では漫画家の佐藤秀峰さんの試みが注目しています。(参考:「ブラよろ」など作者サイトで有料配信、初日10万円の売り上げ

★書籍のタイトル、帯のキャッチは 大体編集者が決めている。

これはそうですね。僕も自分の本のタイトルを決めたことはないです。餅は餅屋で、売れるタイトルのノウハウってのがあると思うので、編集者に100%お任せしてます。まぁ、タイトルによって売り上げが変わるってことはあると思いますが、それは稀有な例でやっぱり本の内容がしっかりしていれば売れるんじゃないかなぁと。書いている本が技術書なんで特に。

★今はamazon総合1位を取るのに、数日間で400~600冊の販売が必要、らしい。(「ビジネス書」のトリセツ P237)

へぇ、そうなんだ。僕のところには3ヶ月に1度、これだけの期間でこれだけ売れましたよって報告が来るだけなんで、×月×日にAmazonで何冊売れたなんてことを知らないんですよね。WordPress本は、「コンピュータ・インターネット」カテゴリーで22位、総合では410位ってのが今のところの最高順位です(買っていただいた皆様、ありがとうございます)。このときは数日間で何冊売れたのかなぁ。

★出版はバクチ。重版で利益を生むしくみ。初版の印刷部数は、著者の知名度依存

ほんと重版は大事。好きな言葉は増刷!
WordPress本の印税が40万円に満たないというのは先に書きましたが、増刷され続けていけば、濡れ手に粟の素敵な商売にクラスチェンジが可能です。現在のところ、WordPress本は初版2,000部、第1版2刷目1,000部、第1版3刷目1,500部と計4,500部が市場に出回っていますので、これらが全部売れたとすると50万円程度が印税として入ってきます。
それでも6ヶ月かけて90万円、月額換算で15万円程度の収入です。
技術書だけで食っていこうとすれば、5,000部程度売れる本を年間4冊出すか、1万部程度売れる本を年間2冊出すか、それくらいの覚悟が必要です。
加えて言うならば、初版数千部が売りさばけない技術書はたくさんありますし、1万部を超える技術書ってのはほんの一握りです。

★最近の出版社さんは保守傾向

たしかにそうかもしれませんね。今執筆中の本もSEO関連ですし。

最後に

色々と世知辛いことも書きましたが、僕はライターという職業に希望を持っています。書籍の執筆を行いながら、サイトを運営したり、電子書籍を出版したりといったことで安定した収入を得ることも不可能ではないと思いますしね。
あと、WordPressに興味を持っている方は「WordPress 2.7対応「導入&カスタマイズ」実践ガイド」をお買い求めいただきますとすごく嬉しいです。現在WordPressのバージョンは2.8.4ですが、使用感は2.7とほぼ変わりませんのでお役に立つと思います。
それと、10月から次の書籍の執筆を始めたいと思いますので、こーいう技術書を書いてみまんせんか、とか、WordPress関連でなんか本を書いてみませんか?なんて出版社の方は、yoshimura@writing-office.jp、までご連絡ください。良い仕事しますよ。

スプログ(スパムブログ)をGoogle、Yahoo!、bingに通報してみた

スプログ(スパムブログ)があまりにもヒドいので、GoogleとYahoo!に通報してみた。
スプログってのは他のブログやサイトの記事を無断コピーしているブログのことで、ブログをやっていく上でもっともやっちゃいけないことのひとつ。

問題のサイトは、SEO-LPO.net
Web担当者ForumTechCrunch Japanなどのサイトから記事をRSSで引っ張ってきて、丸ごと自分のサイトに表示させています。サイトの説明には

また作者名・引用リンクはおこなっておりますが、サイト様のRSSを元に記事を表示させており、サイト様にとってご都合のよろしくない際はお手数ですが、ご連絡お願い致します。

とあるので、元サイトには許諾を得ていない模様。
そもそも、引用ってのは、自分の意見を述べるときに引き合いに出すもので、全文を載せることじゃない。このサイトがやっていることは引用ではなく転載。しかも転載元の許可を取っていないから、無断転載。

厄介なことに検索すると元記事よりも上位に表示されていることがあるので始末が悪い。オリジナリティの欠片も無いサイトが、オリジナルよりも上位に来るってどういうことだよ。

というわけで、GoogleとYahoo!に通報してみた。

スパムブログの通報

Googleに通報

(1)Google AdSenseを使っている場合
スプログがGoogle AdSenseを使っている場合は、スパム行為を通報することで、アカウントを停止させることも可能です。
ポリシー違反の報告からスプログを通報します。

(2)Google AdSenseを使っていない場合
SEO-LPO.netはGoogle AdSenseを使っていませんでした。(立ち上げ時の日記には「可能でしたら「AdSense」クリックしてほしいです」とあるので以前は入れていた模様。すでにアカウントは停止されたということかも)
このようにスプログがGoogle AdSenseを使っていない場合は「Web マスターのための Google 情報」からスプログの報告を入れます。このときはそのスプログがヒットする検索キーワードを入力します。今回は「SEO LPO」で報告しました。

Yahoo!に報告

Yahoo!は、Yahoo!検索の問題となる検索結果に関するご連絡からスプログを通報します。
検索結果のURLは「SEO LPO」で検索した時の「http://search.yahoo.co.jp/search?p=SEO%E3%80%80LPO&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=0&oq=」を入力しました。

bingに報告

bingはトップページ右下の「ご意見ご感想」からスプログの報告ができます。

ちなみに、「SEO LPO」で検索した時に「SEO-LPO.net」は、Googleで2位、Yahoo!で1位、bingで2位となっています(2009年9月10日現在)。これがどのように変動するのか、あるいはしないのか。見守っていきたいと思います。

最後に
蛇足ながら。これだけ情報が氾濫している世の中で100%オリジナルの記事ってのも難しいのも事実。
僕だって本を書くときには色々なブログ記事や書籍に目を通します。先人達の知恵を参考にするときもありますが、それを無思慮に転載はしない。まずその情報が現在もなお通用するのかどうか吟味する、そして出来得る限り+αのオリジナル要素を加え、少しでもいい内容、現状に即した内容に仕立てていく。せめてそれくらいの手間くらいはかけて欲しいと思います。