カテゴリー : 2007年 12月

レンタルサーバー、スペック比較 - DreamHostで、WordPressを簡単インストール(1)

 このブログは米国のレンタルサーバー(※)である「DreamHost」上で、運営されています。今でこそ、日本のレンタルサーバーも安いところが増えましたが、DreamHostも話題になった数年前はぶっちぎりの安さだったのです。
 初期費用無しの月額9.95米ドル(約1,150円、1年契約プラン時)で、200GBの容量、MySQL無制限、ドメイン追加無制限、サブドメイン追加無制限、任意のドメイン1個プレゼント、と破格の条件です。
(※)サーバーホスティングと言い換えてもOK。日本では、ロリポップやさくらインターネットなんてのが有名ですな)

 これらのスペックがどれだけのインパクトなのか、今一番日本で有名(と思われる)なレンタルサーバー「ロリポップ」、そのお兄さん的存在の「チカッパ!」、さらにその上のお兄さん的存在「ヘテムル」と比較してみます。なお料金は、1年契約プラン&キャンペーン価格を適応しない定価を12で割って、月額換算して比較してみます。

  DreamHost ロリポップ チカッパ! ヘテムル
1ヶ月あたりの料金 約1.150円(9.95米ドル)
(月額9.95×12+初期費用0)
525円
(月額263×12+初費費用3,150)
700円
(月額525×12+初期費用2,100)
約1,830円
(月額1,500×12+初期費用3,950円)
容量 500GB 200MB  1GB 3GB
MySQL 無制限 1 1? 10
ドメイン 無制限 1 5 10
サブドメイン 無制限 300 無制限 無制限

 価格こそ、チカッパ!とヘテムルの間ですが、提供されているサービス内容は雲泥の差です。容量なんて桁が2~3違いますしね(容量の単位を間違っているわけではありません)。MySQLとドメインが無制限で追加できる、ということは、ドメインの登録料さえ払うだけで、100個でも1000個でも10000個でも独自ドメインサイトを月額約1,150円だけで持つことができるというわけです。

 あるいはサーバーを借りたときに、好きなドメイン(.com, .net, .org, .info)を1個取得できますので、そのサブドメインサイトを好きなだけぽこぽこ作ることができるわけです。この場合月額約1,150円だけでサイトを好きなだけ持つことができることになります。

 当然、美味しい話ばかりではありません。これだけ太っ腹なサービスなので、ユーザーも多くなり、パフォーマンスが極端に悪くなることがあります。重い、繋がらない、なんてことが起きます。そういった海外のレンタルサーバーを使う際のリスクはこちらの記事を参考にしてみてください。

 個人サイトならまだしも、企業サイトであれば、日本のレンタルサーバーが色んな面で安心です。おそらく企業のWeb予算においては、月額1,150円も1,830円も大差ないはずなので、海外の激安レンタルサーバーよりはヘテムルを強くオススメします。

 しかしながら個人ユースにおいては、1,150円と1,830円の差は看過できません。ランチ一回分です。そこで僕は「DreamHost」を使い続けているわけです。重いことが致命的になるほどアクセスが多いわけでもありませんしね。

 ただし、将来的にはどのようになるかは不透明です。快適なサーバー環境を求めてサーバー移転を考えるかもしれませんし、そもそもDreamHostが未来永劫存続する確証は無いのです。

 そこでサーバー移転を視野に入れつつ、DreamHostでサイト構築することになりますが、そのために、DreamHostに全てを委ねないことが重要になってきます。つまり、DreamHostが提供しているサービスでも、他に安価で安心なサービスがあれば、そちらを使います。これにより、DreamHostが突然不測の事態に陥ったとしても最低限の手間でサーバー移転できるというわけですが、ここでは特に、

・ドメイン管理
・メールアドレス管理

をDreamHostのサービスから切り分けて管理することにします。具体的に、ドメイン管理は「ムームードメイン」、メールアドレス管理は「Google Apps」を使います。

 幸い、というか、来年早々にも個人事務所を設立しますので、DreamHostで提供されている1クリックでWordPressをインストールできる機能を使って、その個人事務所サイトを実際に構築していきます。

「王様のブランチ」は長崎で放送されている不思議

 土曜日の午前から昼下がりにかけて、なんとなーく、「王様のブランチ」(TBS)を見ている人も多いのではないだろうか。"関東圏の"グルメ情報、"関東圏の"ショッピングモール情報、"関東圏の"観光情報、ディズニーランド情報などを、週末の過ごし方プランの参考にしている人も決して少なくないと思う。まさに、関東人の、関東人による、関東人のための、関東圏情報番組といっても過言ではない。

 ところが、そんな「王様のブランチ」は、関東から遠く離れた九州・長崎で放映されている事実をどれほどの人が知っているだろうか?

 たしかにDVD、映画、本といった、地域差が無い情報もあるが、大抵は関東圏の情報がいくつか入ってくる。新しいショッピングモールが川崎にできたとか、美味しいラーメンや世田谷区でできたとか、そーいう情報は、長崎県民にはほんと関係ない。だっておいそれと行き来できる距離じゃないですから。

 長崎に住んでいた頃から、なんで王様のブランチを長崎で放映するのか、その意味が全く分からなかった。そして今も真相は分からぬまま。今も長崎県民は「東京は楽しそうなところねぇ」と羨望の眼差しで王様のブランチを見ているのでしょうか。

#全然関係ないのですが、Wikipediaの「王様のブランチ」を見てたら、今は一線級で活躍しているタレントさんがブランチレーポーター(ブランコ)をやってたことに驚いた。しょこたん、坂下千里子、安めぐみ、水野裕子、などなど、メガイエローやシャンゼリオンの後期ヒロインもブランコだったのか。

後悔しないライターの発注法

 今現在、社内で相当変わったポジションにいると思います。一言で言えば社内ライター。
 今抱えているだけで、自社媒体(隔月刊誌「WEB FLASH」、メールマガジン「InternetNOW!」「週刊e-Report」)、他社媒体(「Web担当者 現場のノウハウ(インプレスR&D)」、「視線が明かすウェブ制作の常識・非常識(CNET Japan)」)の執筆に携わってます。

 親会社イー・エージェンシーが手がけるWeb制作案件に関わることはさすがにありませんが、たまーに「ライターを紹介して欲しい」という相談が来ます。どういうライターを探しているんですか?と聞くと、明確な答えが返ってこなくて、結局誰を紹介していいやら迷ってしまう、なんてことが起こりがち。先日も、メルマガを書けるライターを探しているというので、その条件を聞いてみると、

・30代~50代の男性向け
・ラーメンから車、広い題材で
・堅くない文章を書ける方

 という答えが返ってきましたが、これじゃ紹介のしようがないなー。
 ライターを名乗っているものであれば、上記のオーダーは普通に応えられます。もちろん僕も書けます。じゃあ上の条件に合致した文章ならなんでもいいのか、と言うと決してそうではないでしょう。僕が軟らか目に書いたラーメンのレポート記事は担当者のOKをすんなりもらえると思いません。

 つまり、条件が条件として機能していないので、何を求めているのか、ということが全然伝わらず、担当者のイメージとライターが書いたものが乖離してしまいます。

 何をもって「30代~50代の男性向け」を判断するのでしょうか。文体?内容?
 おそらく当該のメルマガの読者層がそれくらいなのでしょうが、この条件は条件のように見えて何の条件でもありません。屏風からトラを追い出せと言われているようなものです。

 「ラーメンから車、広い題材で」、というのも曲者で、情報の深さがまるで見当付きません。僕でもラーメンや車の記事を書けますが、あくまでも素人レベルの域を出ません。あそこのラーメンが美味しかった、あの新車はカッコイイ、くらいのレベルが関の山です。ある程度の深度のある記事が欲しいのであれば、それぞれの専門ライターに任せるべきです。全ての分野について精通しているライターはいません。広く浅く知識を持ちながら、いくつか得意分野を持っている、というライターがほとんどです。

 「堅くない文章を書ける方」なんて、なんで条件に入っているのか判断に苦しむレベルですね。
 堅くない文章ってなに?その基準は?と疑問は当然ありますし、堅くない文章、というのと、軽妙洒脱な文章ってのは微妙に違っているので、担当者の好みに左右されそうなライター泣かせの条件です。
 ただ、ライターたるもの、文章の硬軟なんて普通に使い分けられますよ。バラエティの司会をやっているアナウンサーも、ニュースを読むときはきちんと読むでしょうよ。それと同じです。

 では、どのような条件を提示すると、発注側の意図がきちんとライターに伝わるでしょうか?

 一番手っ取り早いのは、既存の記事を例に挙げること。「月刊XXに連載されている△△のような、記事を書いて欲しいのです」と伝えると、あぁこーいうことがやりたいのかと分かります。
 また「誰々のような文体」というオーダーも、「堅くない文章」と言われるよりははるかに具体的にイメージが伝わります。

百獣王ゴライオンの公式サイトが神過ぎる

 日本で1981年に放映されていた「百獣王ゴライオン」が、2008年にハリウッドで映画化されることになっています。公開を待ちきれない大きなお友達のために、ゴライオンスニーカーがリーボックから発売されていることは先にお伝えしたとおりです。(参考記事
 その公式サイトがあまりに神がかっているので併せてご紹介します。

まず公式サイトにアクセスすると、のっけからこの画像がお迎えしてくれます。



 これは噂のゴライオンスニーカー! そんなにプッシュされていたなんて。

 他のコンテンツも、グッズ紹介が主で特筆すべきことはないのですが、右上の「SELECT BACKGROUND」を「レッツ!ゴー!ライオン!」の叫び一閃、ポチッと押してみると、そこにはめくるめくゴライオンワールドが待っていました。


 
アダルト空間にただならぬ存在感を示すゴライオン歯ブラシ


 
永遠の誓いをそっと見守るゴライオンペン
(※この用紙は、結婚証明書)


 
できるビジネスマン御用達のゴライオンバッグ。

 

さぁ、映画化に向けて盛り上がってまいりました!

「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」が盛り上がってきた

 まずはこの画像をご覧ください。 
 元記事の画像に(ページの一番下)は、「まさに要潤の新境地」という持ち上げているんだか下げているんだかよく分からないキャプションが付けられています。しかしその表現は間違っていない。というかほんとここまでやってくれたんだ、要潤。ほんとすごいよ。仮面ライダーアギトで、G3ユニットを装着してた頃から、この人はなにかをやってくれる人だと信じてた。

 小木のハマーは、規定路線といっていいほどの安パイですね。
 小木はその昔、リンカーンのトッキリ企画で、喫茶店で注文したアイスコーヒーではなくメロンソーダが誤って出てきたときに、”アイスを食べてから"、オーダーが間違っていることを告げ、あらためてアイスコーヒーをもってきてもらうという小悪人ぶりを発揮していたので、それが十二分に発揮されればハマーもやりきってくれるでしょう。楽しみです。
 ハマーの先輩・影千代を、板尾創路が演じているのもポイント高し。

 ちょっと怖いな、と思うのが白川高菜。
 一般人ながら、極度にテンパってくると、自分の思いとは裏腹なドSキャラになってしまうという相当エキセントリックなキャラなのですが、そのキレ具合が突き抜けているかどうか。ただのドSではなく、恥ずかしさを隠すためについついイキオイでドSになってしまうという役回りをどう演じられているのかがすごく心配です。
 もいっこ不安の種、キム公をカルーセル麻紀が演じるのか。んー、どうだろう、ヘンにドタバタテイストにしちゃうんじゃないかな。大丈夫かな。
 そんな心配をする方もどうかしていると思いますが。

 そもそもキム公が出るってことは、そふとくり〜むのエピソードですか。公式サイトのストーリーを見ると、そふとくり〜むの面々とのバトルがラストの山場ってことになるのかな。となると当然、しげみちも出てくるよね?

 個人的には、ポギーやハミィをフィーチャーして欲しかったところ。もしくは、ジョン太夫セガール。
 いやだめだな、キャラが強烈過ぎて、ジャガーさんが食われる。でももし第2弾があるのなら、ハミィ、ジョン太夫セガール、ポギーは当然出てくるよね?

 楽しみでありながら、誰が演じるのがベストだろう、と考えると夜も眠れない。Gacktがポギー役とかね。さすがにそれはないか。

 1月12日の公開開始から早速見に行くことにする。

百獣王ゴライオン スニーカーが出ているらしい

Reebok Voltron Pack

 米国で百獣王ゴライオン(米国名、Voltron)のスニーカーが出ているらしい。全5種類、貧相なフィギュア付き。(ネタ元:GIZMODE JAPAN
 しかもリーボック製。なにやってんの、リーボック(褒め言葉)。2008年にはハリウッドで映画化されることになってますので、それを見越した商品なんでしょうが。
 売っているサイズでいちばん小さいのが「8」。USの靴サイズ「8」ってことは、日本で言うところの「26.0 cm」じゃないですか。なんてこったい、大きいお友達用の商品だったなんて。子供用にしては値段が高いと思ったよ。ちなみに5種類の価格は以下のとおり。

124.99ドル(約14,300円)
134.99ドル(約15,400円)
79.99ドル(約9,100円)
79.99ドル(約9,100円)
99.99ドル(約11,400円)

(1ドル=114円で換算)

なにこのあからさまな価格格差は!
たしかに形状がそれぞれ異なっていることもあるにしろ、ここまでの価格差になるなんて。面白いのが、主役の黒ライオンより、赤ライオンの価格が高いこと。なんでだろ。

 ちなみに、5つ揃えればちゃんと合体しそう。5体合体といえば、ゴライオンはオンエア時の初合体はたしか5話目だったような気がします。リアルタイムで見てた頃、番組が始まって1ヶ月も経つのに合体しないなんてどうよ?って憤った記憶があります。(同様のもどかしさは、ゲッターロボ號でも味わいましたが)

 あと主題歌。魂が奮い起こされるようなオープニングテーマなんですが、ずーっと「Give Up Say!」と信じていた歌詞が実は、「ギブアップせい!」という、あんさんどこの組の人でっしゃろと突っ込みたくなるような歌詞だったことが最近判明しました。日本は平和です、姉さん。

#全くの余談ですが、Wikipedia英語版の「Voltron」の項目が無駄に充実しててド肝を抜かれました。

#追記(1月7日)
社内から価格差についてツッコミが入りました。

ポンプフューリーが高くて、ポンプオムニ、ランニングシューズと価格差があるのは当然ですよー
黒と黄(ポンプオムニ)で値段が違うのは、多分、黒がオールレザーで、黄は一部ナイロンだからじゃないですかね。
ポンプはリーボックの技術ですからねー
NIKEのAIRみたいなもんです。AIRが入ってないランニングシューズが一番安いのは当然なわけです

なるほど。値段の差は、人気の差ではなく、純粋に商品の違いから来るものなのかぁ。奥が深いな、スニーカー道。

ライターの道は茨の道か

夢の印税生活(日経BP ITpro)

 矢沢久雄氏が、自身の印税収入を題材にしたコラムを掲載しています。ライターを目指す人がどれほどいるかは分かりませんが、ここに出ている金額は妥当な額です。僕も、書籍3冊を執筆し、現在は雑誌の連載1本を抱えていますが、これくらいの額になります。技術系ライターはほんと因果な商売というか、好きじゃないとやっていけないけど、好きでもやってられない仕事ですね。

 小説の場合、まず新書で出て、それから数年後には文庫化されて再度リリースされます。本が1冊出れば、2度美味しいのです。愛してやまない銀河英雄伝説なんて、徳間ノベルズとして出た後、愛憎版、徳間デュアル文庫、創元SF文庫と発行され続けていて、ほんと羨ましい限りです。

 一方技術書は、技術の流行り廃りがあるので、1冊の本が何年にも渡って売られていくことは稀です。僕が書いたSEO本も、今年はともかく来年は増刷されることはないでしょう。ポジティブに考えれば、新しいネタが次々に出てくるので、書くネタには困らないということでもあるのですが。

 矢沢氏が、好きな言葉は”増刷”って書いてありますが、ほんとにそうです!増刷大好き!

 それはさておき、矢沢氏も指摘しているように、やっぱりライター一本でやっていくのは相当大変です。
 大変なことは重々承知の上で、その困難な道に挑もうとしています。さてさてどうなることやら。

Windows XPでも、メイリオが無料で使えるようになったっぽい(追記あり)

MSのクリスマス・プレゼント?,XPでも「メイリオ」が正式に利用可能に(日経BP ITpro)

 Windows Vistaに標準装備されているフォントが「メイリオ」なのです。そして、僕はメイリオ目的でVistaを買ってしまったくらい、メイリオ好きだったりします。

 Vistaの重さに耐えかねてすぐにXPにダウングレードしてしまいましたが、メイリオはそのままXPにインストールして使っています。そんな垂涎の的のメイリオが、Vistaを購入しなくても無料で配布されているようです。

マイクロソフトがWindows Vista用に開発した新フォント「メイリオ」が,Windows XPでも無料で利用できることが分かった。同社が12月14日に公開を始めた無料の開発ツール「Visual Studio 2008 Express Edition」をWindows XPにインストールすると,メイリオも併せてインストールされる。

 たったそれだけでメイリオが使えるようになるとは。
 ちなみに、フォントをインストールしただけでは不十分で、ブラウザー上で設定などをする必要があります。以下の記事を参考にしてみてください。

XPをメイリオ(Meiryo)にしよう! (trial and error)

 僕の場合、ブラウザーの設定はもちろん、Windows上に使われているフォントはすべからくメイリオに変更しています。メイリオは「明瞭(めいリょう)」から名前を取っただけあって相当見やすいのです。

 僕は原稿をWordで書くのですが、そのフォントも当然メイリオです。完全に書き終わって、関係各位に送付する段階でMS ゴシックに変更します。メイリオが読める環境にいる人って全然多くないし。

 人によって好き嫌いがあると思いますが、メイリオに変更してから執筆のスピードが2、3割上がったような気がします。理解してくれる人がどれほどいるのか不明ですが、メイリオだと書いてて気持ちいいのです。

(追記:2009年9月21日)
XPでメイリオを使いたい人は下記記事参照のこと。嫁PCで試したらうまくいきましたよ。
XPでVistaの美しいメイリオフォントを利用するには (教えて君.net)

IT戦士・岡田有花、誰がために戦う!

初音ミクも活用:1人のイブ、ITにすがりつく(ITmedia) 

 ITmediaの岡田有花記者と言えば、Web業界に席を置いているものであれば、知らぬ者はいない、というほどの有名人です。

 んで、岡田記者はもごもごの取材で弊社にお越しいただいたことがあります。そのときにいただいたサインは、神田明神でいただいたお神酒と盃に挟んで大事に崇め奉っているのです。それがこの画像です。

 岡田有花記者のクリスマスの過ごし方を固唾を呑んで見守ると言うのが、Web業界人の正しいクリスマスの過ごし方といえるでしょう。そしてその期待を裏切らぬ伝説を残してきました。

 待ちに待った2007年のクリスマス。まさかこんなことまでやっていようとは。 「幸せなクリスマスのうた」なのに、なぜ涙が止まらないんだろう。

 吹きすさぶ風がよく似合う。ITの戦鬼と人のいう。IT戦士・岡田有花、誰がために戦う!

ルー大柴が、ルパン三世を演じていた件について

ルパン三世 I'm LUPIN (Wikipedia)

 今年再ブレイクしたルー大柴が、あの「ルパン三世」を演じていたことを何人が覚えているのだろうか?
 1998年にミュージカルとして後援されたのが、その「ルパン三世 I'm LUPIN(愛・夢・ルパン、と読んだりもする)」である。以前、スカパーのキッズステーションで放映されたこともあるので、うっすら覚えている人もいるかもしれない。

 ルパンの実写化といえば、カルト的な人気を誇る「念力珍作戦」がありますが、ルパン三世:目黒祐樹、次元大介:田中邦衛、銭形警部:伊東四朗、という全く原作のイメージは無いけども無駄に豪華な人達が演じていました。

 一方「ルパン三世 I'm LUPIN」では、ルパン三世のルー大柴をはじめ、石川五ェ門:影山ヒロノブ、銭形警部:エド山口という微妙なキャスティングで、内容も相当微妙でした。

 原作付きのドラマ・アニメ・舞台などは、原作ファンからみれば噴飯ものの仕上がりになるのが常です。
 「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画がありまして、OVA化された過去があります。 そこでディオというキャラが出ますが、彼は青年のはずなのですが、彼の声をあててたのはおっさんでした。しかもヴァニラ・アイスという部下(こちらも青年)がいるんですが、その声をあててたのは青野武氏でした。(ちなみに青野氏はちびまる子ちゃんのおじいちゃん)
 もうガッカリ。クールなディオが、ああ・・お、おっさんや。世界観がガラガラと崩れていく音が聞こえました。
(2007年2月に公開された「ジョジョの奇妙な冒険 ファントム ブラッド」では、普通に青年の声でした。

 話をルパンに戻します。
 ルー大柴演じるルパンは劇中で、「ルー大柴」という名前を出したギャグを使います。「俺はルー大柴のようなクドイ奴は嫌いだ」と。このギャグはルー大柴本人が言っているので、ギャグとして成立します。(面白くはありませんが)
 ルパンを演じていながら、一方でルー大柴を名乗っているわけですが、このような楽屋オチの話を切り出した瞬間に、ルパンというキャラクターは死を迎えます。

 ルー大柴が言ったギャグは、まさしく自分がルパンであることを否定する行為以外の何物でもありません。まさしく、世界観の消滅、世界観の死です。ルパンがルパンであることを否定してしまったから。

 原作とイメージが違うというのはよくあることです。ルー大柴がルパンを演じることになんの異論もありません。新しいルパン像に挑んでいると思えば我慢も出来ます。
 ですが、せめて原作を愛して欲しい。
 ルパンを演じるなら「この場面でルパンは何と言うだろうか?」「こんな状況下でルパンはどうするだろう?」を真剣に考えるくらいの真摯な姿勢は必要ではないだろうか?(そもそも脚本に問題があるとは思うけど)
  
 原作を平気で否定するような作品に、人の心を揺さぶる力はない。でもこの舞台の監修をモンキーパンチ氏本人がやってんだけど案外原作者こそ作品の世界観には無頓着なのだろうか。映画デビルマンに、嬉々として永井豪は出演してたけど。